ひとじゃらし
いつもの散歩道。
スーパーの駐車場の裏に、ものすごい量の猫じゃらしが群生しているのを発見。
「こりゃ、ねこ100匹放てるな。」
と思い、その場にねこを100匹放った姿を想像する。
面白い。
狭いスーパーの駐車場裏で、ねこが100匹猫じゃらしに猫パンチをしているのだ。
クスッと1人笑いながら、「相方にも想像させてあげよう。100匹のねこを。」と笑いを胸に抱えて帰る。
翌日。
相方と散歩で猫じゃらしのもとに行き、クスッと2人で笑って家に帰った。
猫じゃらしでこんなに幸せになるなんて。
人間も猫じゃらしにじゃらされているのかもしれない。