【御上先生】個人的なことは政治的なこととは?【第1話感想】
松坂桃李の温度の低さ、言葉の返し方がたまらないですね。
松岡茉優の『最高の教師』でも感じたけど、最近の教師のトレンドは淡々と正論で言いくるめる、少しのスパイスを効かせる教師像。
御上先生は是枝先生のテストをきちんと解いた上で判断するのもカッコいい。
足並み揃えることを重視し、本質を捉えない学校現場を皮肉ってます。
さて、The personal is political (個人的なことは政治的なこと)の台詞が何回か出ましたが、これは1960年代以降のアメリカの学生運動やフェミニズム運動のスローガンから来たそう。
個人が抱える問題は個人が解決すべきで終わらせるのでなく、社会的な問題、政治が解決するべき。
真のエリートは神に選ばれた人。エゴや欲望に打ち勝てる。他者や物事のために尽くせる、寄り添うべきは弱者だ。
SNSやテレビなどのメディアにも、自己保身の政治家や閣僚、上級国民もどきにも届いてほしいね。