くしゃみ

平凡な私に特徴が1つだけあるとしたら、くしゃみが出やすいことだろうか。
いつからかこの体質になったのかは覚えていないが、少なくとも中学生時代でこんなことにはなっていなかったような気がする。

とにかくくしゃみが出やすいのだ。授業中何気ない時でも出る。しかも激しい方。音で表すなら「ヘッブシュ‼︎」としてみる。女らしさのかけらもない。失笑物である。

私にアレルギーとかがあるわけでもないし、花粉症でもない。毎年ピンピンしている。
夏に出やすく冬に出にくいとかでもない。年がら年中でくしゃみは出やすいのだ。

そういえば、人は一生涯でどれだけくしゃみをするのだろうか。
調べてみると、10万5000回する計算らしい。
多分人によりけりだろうけど、よく計算できたな、と感心せざるを得ない。

くしゃみをしたとき、日本では声をかけられるということはあまりないが、英語圏などでは「bless you(神のご加護を)」という声かけがある。くしゃみをした時では日本語でいう「お大事に」という意味合いになるようだ。

ふとこんなことを考えてみる。
もしかしたら世界や日本に同じタイミングでくしゃみをしてる人がどこかにいて、「お大事に」という言葉を誰かにかけられているかもしれない。
そう考えるとくしゃみが出るのも悪い気はしない。

実はこれを書いている最中にも一度くしゃみが出た。たまげた。