『あと1cm』を聴きました。

TaNaBaTa『あと1cm』発売から結構経ってしまったんですが、アウトプットの練習を兼ねて感想をもりもり書きためたので出します。オタクちゃんの早口長文です。音楽的なことは全然わからんので、何となく・ふわっと・~な感じ、を多用していますのでご了承下さい。

これ、紛れもなく神アルバムです。みんな聞いてほら
https://youtu.be/sn81BwZHmeo

ここから各曲1曲ずつレビューのような何か↓

『1cmでも近くがいい』
 当アルバムで一番好きな曲です。会いたいの一言で世界の色が変わっていく。こんなご時勢になる前からあった曲で、その時は「次のライブはもっと前の列で見たいなぁ」って思ってた。次聞いた時は、実家帰る予定だったのをやめにした時だった。エモーショナルに浸ってしまう。今のご時勢色んな人に刺さる歌詞だと思うので、TaNaBaTa知らない人にも聞いてほしいなって純粋に思う曲です。それが伝えたくてこんな文章を書き散らしています。
 メロディー?コード進行?が安心する。まさに優しくそっと寄り添ってくれるような。そして、「なんにもない空間でひとつになりたい」ってフレーズ。TaNaBaTa史に残る名フレーズだと思います。わたしとTaNaBaTaと、その間には音楽だけが鳴っている…みたいな。TaNaBaTaとはずっとそんな関係でありたいな。


『東京』
 雨で滲む街灯って、雨粒や湿気で乱反射してきらーってしてますよね。それがなんとなく好きです。
 東京って人が多くて物理的に人同士距離が近いけど、大事な人は誰よりも遠く離れていく。なんやその切ないコントラスト描写は。
 梅雨の時期に聞くのが楽しみで、早く6月にならないかなって思ってます。梅雨嫌いだけど、この曲があったら、ちょっとは雨も悪くないって思えるかもしれない。

『ほ・ん・と・は・ね』
ウオオ最高~~~~!!!!!!やっぱアガる。このアルバムで一番好きな曲です(2回目)。アフロさんのドラムもかずやくんさんのベースもキレキレしてて、或いはゆったり曲が多い反動なのか、かなり激しめナンバーです。テンポというか疾走感というか、最の高。大好き。
 「昼休み 屋上でパンをかじる 君の横顔が霞むくらい 美しいものを私 見つけなくちゃ」告白にすら聞こえそうな、痺れるほど好きなフレーズ。


『歯型をつけてよ』
 TaNaBaTa史上最高にストレートでアダルティなタイトル、歌詞。あまりのストレートさに、初めて聞いた時はびっくりしました。その手の性癖持ちの方にはぐっさり刺さる事請け合い、ソースはわたし。
 あにーさんの歌い方がまた合うんだわこれが。セクシーなんだけど、やらしすぎないというか。あにーさんが弾き語りでカバーする昭和の懐メロみたいな雰囲気を纏っているようにも感じる。ちょいちょい入るピアノと間奏のギターがおしゃれ。

『プラネタリウムに住みたい』
 このアルバムで一番好きな曲です(3回目)。前曲と打って変わって能天気なまでのイントロ、短いながらも頭から離れない愛しいメロディー!そしてあざといほど無邪気な歌詞!『新しい星座をつくって きみとじゃれていれるから』って、初めて聴いたときから、すごいフレーズだ…って感動している。天才かよ。これがあにーイズム。短い中にどんだけ可愛さ詰め込んでるんだって一気にお気に入りになった曲です。
わたしも部屋にプラネタリウム欲しいなー。あとこれオタクの皆さんの推しカプに似合いそうって思いました(小並感)

『エリー』
 王道あにーポップと評されたこの曲。TaNaBaTa的に変わり種(?)な2曲の後に聞くと、安心感すらあって胸のなかがあったかくなる。TaNaBaTa楽曲ってこうだよね、なサウンドと歌詞。「暖炉のそばで寝ようぜ」って歌詞がTaNaBaTaのオリジナル曲っぽくて好きです。
 イントロアウトロのピアノとギターがユニゾンするメロディが気持ちよくて好き。

『ガラスのゆめ』
 悠久と刹那、永遠といま。明け方と真夜中。遠くて近く。そんなことを考える曲。色つきガラスが陽の光を通して、色つきの影が出るのが綺麗で好きです。
 優しくて綺麗なのに「もう帰れない」とか「さいごのまち」とかちょっと不穏なワードがあるのがね…。傾向は違いますが『ソファ』をちょっと思い出すような。
 この曲のあにーさんの声、いつもよりやさしくて、何となくいままでの曲と違う気持ちが込もってる気がして、それだけでちょっと泣きそうになる。TaNaBaTaはアルバムの最後にこういうしっとりした曲を入れてくれるので、聞き終えた後の余韻が心地良いです。よく眠れそう。


↑各曲レビューおわり

通しで全部聞いた後思わず「やっぱいいなぁ」って思いました。名盤です。インスタやYouTubeやツイキャスの配信でたくさん弾き語りで聴いてきた曲ばかりなので知ってるどころか歌えるくらいなのですが、やはりバンド編曲になると音は新鮮だし、あにーさんの歌い方も違うし、そうなると聴く方はもはや別物です。何より聞きたいときにすぐ聴けるようになったのがいちばんありがたい。『1cmでも~』は特に音源早くくれって思ってたし。

TaNaBaTaの曲って本当良い意味で全部一貫してて、ひとつ好きになったら他のも好きになっちゃう所が魅力だと思うんです。おかげでどんどん、ずぶずぶと深みにハマっているんですけど。本当は2月のライブ行きたかったんだけど、コロナもまた流行り出してきてたので見送りです…。七夕ライブは行けたらいいな。そこで『1cmでも』が聴けたら最高だなぁ。

おわり。


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