【第一話】たったこれだけ。心身健やかに生き抜くコツ
【第一話】たったこれだけ。心身健やかに生き抜くコツ
人生にコツがあるとしたら、きっと一冊の本・・・ では収まらないって言うと思いましたか?
逆ですね。きっと一冊の本になるほど大量の紙面を割くこともない、シンプルで、国家、人種や環境によっても変化のない共通のもので、
どの時代に於いても、(と言っても類人猿の時代と言われると微妙ですが)文明社会の古代から現在、未来永劫同じコツであると思います。
そんなに簡単なことなら誰でも知っていると感じるかも知れませんが、実際に誰でも知っていることで、恐らく誰にでも実践経験すらあります。
それなのになぜ、悩み苦しんでばかりの人や、常に心身に不調を抱えている人や、自分自身で知っているはずなのに、わざわざ哲学書・心理学書・宗教書・ノウハウ・ハウツー本を読み漁ったりするのでしょうか。
また、シンプルなコツと言うのは、何事に於いても共通です。つまり、起業・投資・恋愛・就業・学業・美容・運動・健康管理・事業・遊び・旅行・人間関係など、どんなことであっても内容が同じです。
それなのになぜ、自分自身が全てのノウハウを知っているのに、宗教・占い・セミナーやカウンセリングなどに大金を注ぎ込んでしまうのでしょうか。
それは、「一気に解決をしたい」「すぐに楽になりたい」「人の力にすがって解決したい」と言う発想が湧くからです。
苦しんではいるし、解決する方法も分かっている。けれど自力でなんとかしようと動き出すことができない。だから大金や多くの時間を費やしてでも、「これで一発!あなたも大成功!」などと(五十歩百歩な)同じ人間が言う金儲けや人気取りの罠に引っかかり、いつまでも彷徨うのです。
百田尚樹が、著書「夢を売る男」の中で小説家(ものかき)のことをボロクソに言い切っていましたが、
あれは小説に限らず、「あなたの夢を叶える100の方法」とか「きっと楽になれる7つの成功マニュアル」などと言う類の本を書いている人たちも、まったく同じです。
100はもちろん、7つだって、いや、たった3つだっておこなうことはできません。なぜなら他人(ひと)の方法だからです。
元は他人の方法であっても、それを自身の方法へと獲得転化したならばそれはおこなえるでしょう。でもそうであっても、そんなややこしい、本で説明するほどのことは、
どの時代にも、どの国にも、老若男女誰にでも、どんなことに於いても必要ではありません。
そして、誰でも知っていて、誰でも今すぐにおこなえて、大概一度や二度は、いま不調な人でもおこなったことがあります。
さて、それは何でしょうか?
それでは次回から説明していきます。シンプルなので、この文を含めて全2回、つまり次回で全てが完結です。
ものすごく簡単で、子どもでも、今日いますぐにはじめられて、何もかもが好転する素晴らしい方法です。
乞うご期待ください。
物書き(百田尚樹)が、自分自身を含めた物書きについて徹底的にこき下ろす不思議な物語り。
【第二話】たったこれだけ人生のコツ https://note.com/otsukarechan/n/n566dfcb73f82?sub_rt=share_pb