さとりをひらいた犬 刀根 健(とねたけし)さん
さとりをひらいた犬 ほんとうの自分に出会う物語 単行本(ソフトカバー) – 2021/12/22
刀根 健 (著)
#脱サラ #社畜 #自営業 #起業 #自立 #ハイランド #答えは自分の中に
『さとりをひらいた犬』
毎日毎日、国内だけでも数えきれないほどの本が出版されているのですから言うまでも無いことですが、知る人の中ではとても有名な著作だと思いますが、まったく知らずに人生を終えていく人もいると思います。
私自身も、その「知らない」人間でした。
今回は、「坂庭 鳳(さかにわつとむ)さん」と言う人の存在を知り、そこから、「人生の目的の明確化」の大切さを知り、坂庭さんが恩師とする、梯谷 幸司(はしがいこうじ)さんの本を読んだり、検索している時に、
この、『さとりをひらいた犬』の著者、「刀根 健(とねたけし)さん」を知りました。
詳しくは、すっかり忘れましたが、刀根さんがどこかの癌に侵され、その後に脳から骨から、もうとにかく全身隅々末期も末期の癌転移に至り、
医師から、「今日いま死んでもまったく不思議で無い」と見放された結果、その後に書かれた本です。つまり生きぬいたのです。
その罹患の話が事実がどうかは私の知るところでは無いし、調べる手立ても無いし、調べようとも思いませんが、私自身も6度も事故などで死にかけていますので、いずれは全員死ぬけれど、何かの事情で生き延びる理由があったのでしょう。
その、刀根 健さんの癌をほぼ消失させてしまうきっかけになったのが、坂庭 鳳さんの恩師の梯谷 幸司さんのカウンセリングだそうです。
梯谷 幸司さんの本は数冊読みましたが、私には難解で意味不明でした。
ただ、勝手な解釈をすれば、その梯谷 幸司さんが、刀根 健さんにおこなった手法こそが、
この、『さとりをひらいた犬』の中で公開されている流れなのでは無いでしょうか。
言い換えれば、刀根さん自身が受けた方法と言うことですね。
奇しくも、この本を手に入れる数日前、知人がブログの中で、女性の社会進出(活躍)にハンディキャップがいまだに大きくあることを風刺した画像を添付して、自身の就業困難な近況を記した文章を読んでいる際に、
ふとした気づきがあったのです。その後にこの本を読み進めると、当然私が一瞬で思いついたような気づきとはレベルが違うものの、
根源的な部分は似ているような気がしました。
◆もし、坂庭 鳳さんと出会うその前にこの本と出会ったいたら、「ああ、すごい体験から導き出された良い作品だね」で終わっていたように思います。
しかし、現在はそこに、「なるほど」と確かな実感が加わっていると感じます。
まあしかし、雑念の多い私のこと、腑に落ちるのは死ぬ間際で、実践に至るのは来世の来世くらいかも知れませんが・・・。