エンジョイ勢ことペンギンから見たクソ物件GO(後編)
(この記事は中編のつづきです)
思いがけず3部作になってしまった。
ツイートでやらなくてよかった…
こちら、最終ランキングが消えた場面🐧
去年も消えたんですよね、最終日の朝に。
偶然か、必然か。去年も12月8日にランキング消えてたらしい。きっかり1年ぶりの「鬼!悪魔!ゴリラ!」でした。あれ。今回、はじまるの1週間遅かったはずやのに、なんで最終日は(ほぼ)同じなんやろ?
そんなこんなで迎えた最終日、
この日の朝は米子へ飛んだ大将の話題で持ちきりでした。
……まって?
緑軍の「タクシー運転手さんガチャ」運のなさなんなんや?
tnihei大将はこの期間通して、みんなが行きにくいところへ率先して飛んでポイントをとり、Ingress他クソ物件GO以外のゲームも楽しんでおられる姿が印象的でございました。もうね、圧倒的貫禄。流石すぎて。
同じ地域での共闘は叶いませんでしたが、大将率いる緑軍でいられて、ペンギンはとても光栄でした。
タッチの差で赤軍に敗れる一方で、大川物件の最難関・米子が埋まったことにより、ラスト1日での大川コンプが緑軍の命題となりました。
ペンギンは仕事終わってから姫路方面に走るとおうち帰れなくなるので堺・高石・岸和田方面への行軍を志願。
どう見てもそこ久米田じゃないやろみたいな岸和田に刺さってるANGELO久米田のピンや、どこやねんみたいな駐車場の位置特定を頼むと関東にいて土地勘とかないはずの特定班が速攻特定してくださってありがたかったです。
関西勢の奮闘と並行して、夕方にはラストミッションが発表されました。
グリップくんさんが都内に隠したシール(1枚50点)を探すと言うもので、こちらは大阪にいるペンギンにできることはないので、関東勢にお任せして関西勢は地道に歩き続けました。
シール探すミッション、
白熱してたし断片的な景色しか映ってへん写真を見て場所を推理・特定する不動産屋さんの底力を感じるイベントでした。
なんでこの画像だけで場所わかるん…
ほんで行ったら取られてるんやろ?なんで向こうのチームも場所わかってるん…やばない……?
なんというか、
ペンギンの知ってるクソ物件GOとは完全に別物でした。
クソ物件GOの革新的変遷に明るい未来を感じましたが、来年のメインイベントがこれになったら点数奪取できる気がしないので、そんなことにはならないようになむなむしときます🐧🙏
この日のツイート、物件周辺の暗さくらいしか言及することがなくて参った。ただの共同住宅にピンが立っているのよ。なんのストーリーもない。たまたま所有者が色んな意味で有名やっただけ。そこへ住んでる人がおられるだけ。ただそこで平穏な暮らしが営まれているだけの建物なのよ。写真撮るのも近くのも、なんか申し訳なくなってくる。
クソ物件GOの第一回がこれ(大川GO)やったら多分、ここまで多くの人を熱狂させてなかったやろうし、ペンギンだって参加すらしてなかったと思うねん……人生、何が起こるかわからないということでしょうか。
高石のこちら、南海線の線路沿いに歩いていけばいいのねとイメトレしてたら工事中かなんかでかなり迂回させられたのが計算外でした。
東羽衣から鳳→久米田と南下する計画でしたが、タイムロスしたので春木駅まで南下してからタクシー。
東羽衣と鳳を行ったり来たりするだけの羽衣線、こんなことでもないと乗らんからちょっと乗りたかったナ。
春木駅で乗せてもらった運転手さんはコワモテ坊主さんでした。恐ろしかった…ジジイちゃうんかえ…運転手さんジジイでした!wって緑軍のLINEに報告したい人生でした。
(このあと、位置ゲームみたいなのしててチェックポイントがそこなんですすいませんすいませんみたいなことを説明した。インキャは聞かれてないこともベラベラしゃべるのである。早口で。)
そんなコワモテ運転手さんと迎えた、今年のラスト。
運転手さんにびびって下車時間10秒程度だったので写真に特に見所も見応えもありませんが、
今年は去年に比べて時間の密度が濃くて、新幹線かよってくらいの速度で走り抜けてって、達成感とか喪失感を感じる前になんだろう、正直あんまり終わったことがピンとこなかった。
最後の最後までみんな頑張りました。
それぞれがそれぞれの役割を果たしてて、歩ける人は歩いて、歩いてない人もLINEでみんな励ましたりオペレートしたり、めっちゃいいチームじゃん……!って何回思ったことでしょう。
大川コンプは果たせなかったけど、みんな体力や靴底や交通ICの残額や人権をすり減らしながら歩ききりました。
0時台のLINEがエモすぎて、そこでやっと終わったー!感が出てきた。結果が出るのはまだもうちょい先だし、どうなったかはわからへんけど、どんな結果が出ても、すごくやりきったぞー!みんな頑張ったー!ってみんなでうぉー!ってやりたい。そんな気持ちです。
ここまで振り返ってきて、
大阪の片田舎に住んでる雌ペンギン視点やからどうしても目立つ場面や関西のトピックをフィーチャーしてしまったけど
いろんな地方でいろんな戦いがあり、
チェックポイントひとつひとつにいろんな人のドラマがあることはお伝えしておきたいです。
得点を重ねるだけの惰性で踏まれただけのポイントももちろんあったかもしれませんが、なんというか、今年のクソ物件GOを通して一人でも多くの人がポジティブな感情抱いてたらいいなと思うし、ペンギンもエンジョイ勢として、お祭りを盛り上げるお手伝いができてたら本望です。……まぁ、締めっぽくいい感じなこと言うてみたけど、今年も去年に引き続き、ただただ「楽しい」に突き動かされた5日間だったことは白状しておきます。
各都道府県の制圧ペースが異常だったことには変わりない。
緑軍のtnihei大将をはじめ、遠征して点数稼いだ勇者の方々も、関西を一緒に駆けずり回った方々も、いろんなところを練り歩いた方々も、オペレーターや物件特定班として後方支援に回ってくれた方々も、歩いた人を労ってくれた方々も、言及することすら憚られるくらい薄汚れた豚も、今年初めてのクソ物件GOへの参加だった方も、その他の方も、緑軍に名前を連ねていたみんなみんなありがとうございました。普段ソロプレイの方が気楽だと思ってしまう方ですが、おかげさまで今年もクソ物件GO、エンジョイ勢として最後まで大満喫できました!
それからシステム開発勢を含む運営の皆様、赤軍の人たちもお疲れ様でした。
ペンギンは、tnihei大将率いる緑軍の一員でいられて幸せです!たのしかったよ!高揚が!未だに!はんぱねえ!
どなたかもLINEで言ってましたが、来年どうなるかわかんないけど、また今年と同じチームで歩けたらいいですね。
程度の大小はあれど、みんなもそう思ってたらいいな、と心から思う。
振り返りがいのある濃密な五日間だった……。
最後まで読んでくださった皆々様、拙い文章で恐縮です。お付き合いいただき、ありがとうございました。
以上を以って、ペンギンのクソ物件GO 2020の記録とさせていただきます!おつかれさまでしたァ!
ペンギンは、大将のフェアプレー精神にとても救われました。
誰がなんと言おうが、tnihei大将が一番かっこいい。