大学生活の学び
人間関係は一生モノ
悪い人間関係も良い人間関係も、その時は勿論、その後の人生にも影響し続ける。
悪い人間関係の影響は、そのコミュニティを出た後も、トラウマのようにして残り続ける。大学入学後も心身を蝕み続ける、中学や高校の闇深い人間関係。これから社会に出るのに有るまじき言動を取る、心無い大学生。同じ同級生を選り好みし、排除・差別するクズ共。
一方、良好な人間関係の場合、その縁が永く続くことも少なく無い。所属するコミュニティが変わり、その相手と別のコミュニティに所属することになっても、時々会ったりする。
本当に必要な代償は分からない
以前、以下の記事を書いた。
簡単に言うと「何かを得るためには代償が必要だが、代償の量や種類をミスると痛い目に遭うよ」といった内容である。
ただ、本当に必要な代償の量や種類が分からない場合もザラにある。勉強や部活等、努力する機会は多かったが、どのような努力(=代償)を行なえば結果が残せるかは、やってみないと分からない。周囲からの承認・賞賛を得るべく努力しても、報われないことの方が多い。
選択は後に影響する
何かを選択する機会は多いだろうが、その選択は、後々に起こることを左右する。たとえ選択を失敗しても、その「やり直し」が出来ないまま物事は進む。
「浪人したく無い」という理由で大学を選択したが、その選択は大学生活や将来にも影響している。
所属する部活動が活動しているキャンパスが遠いせいで、練習に参加出来る日が少なくなり、練習時間が不足する部活。
また、自分は教員養成課程だったが、特に教員を目指していたわけでは無い。しかし、大学側からは、教員以外の進路、特に大学院進学の希望者に対して、教員個人による支援は受けられても、組織的な支援が無い。
一晩くらいなら寝なくても耐え
教育実習中、教材作り間に合わず、徹夜したことがある。
著作権フリーの画像をコピー用紙に印刷。コピー用紙では強度が足りないので、それを厚紙に貼ってから切り取る。そして、黒板に貼るために裏に磁石を貼る。それらの作業を夜な夜な行なっていたら、気づいたら外から小鳥の囀りが聞こえてきた。
ところが、アドレナリンが出ていたのか、翌日は疲労感を感じていない。普通に実習を進められた。まぁ実習が終わってから疲れを感じたんだけどね。少なくとも徹夜翌日は意外に何とかなる。一回くらいの徹夜なら(その時は)案外いける。
授業には真面目に出席しろ
以前、以下の記事を書いた
「部活の遠征で東京に行くも、翌日の授業に出席するため、満足に観光出来ないまま帰った」話だ。
遠征後でも、授業に行けそうなら頑張って出席する。部活による公欠制度が無いのなら、遠征は欠席扱いになる。そのくせ、集中講義なんて部活の試合と日時がモロに被る。
1回くらい欠席しても良いのかもしれないが、その1回の重みは分からない。その授業に大事な内容を扱うかもしれない。だから、授業には出席した。
単位の取りやすさなんて、授業のレベルや先生の評価基準によっても異なるけど、ちゃんと授業に行って、真面目に受けた方が、単位が取りやすいのは当然。出席こそ単位獲得への第一歩。
第一志望の大学じゃなくても楽しい
「学校で孤立して、気づいたら勉強どころでは無くなった」そんなクソみたいに惨めな高校時代を経て、やむ無く入学した大学。
この大学は別に嫌いでは無い。「学歴コンプ」というよりは、この学歴に至るまでの経緯が最悪だった。
ただ、この大学で色々と縁も出来たし、成し得たものもある。
仲良くなった同期、お世話になった先生方、先輩に後輩。
単位も落とさなかったし、新たな知見も得られたし、資格も取れた。
遠征とか旅行も行けた。色んな経験をした。
世の学歴コンプ達、希望を持ちましょう。
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