なかなか院試に受からない要因
・学部で専攻していた分野と、大学院の分野にズレがあった。研究計画書の添削等、学部の先生には協力して頂き、ありがたかった。しかし、大学院と学部で学ぶ内容がズレているので、そもそも学部のシステム的に、大学院進学が厳しい状況だった。所属している大学の学部は教員養成課程であり、教職以外の就職支援は少なく、大学院進学に活かせるほどの専門性も少ない。
学部と大学院の分野が一致している場合、その分野への深い理解に基づいて試験が解ける。大学院入試は、完璧な解答を書けなければ落ちる可能性が高くなる。入試は相対評価なので、たとえ自分の正答率がある程度は高くても、他の受験生(学部と大学院の分野が一致している人が多い)より高い得点を取らなければ落ちる。
・倍率が高いor難しい大学院しか無かった
・通っていた大学には教職大学院しか無く、外部の大学院を受験したため難しかった。
・ズレや倍率といった、不利な条件を超えることが出来るだけの実力が自分に無かった。
・マズローの欲求階層説によれば、所属の欲求や承認の欲求が満たされない場合、自己実現の欲求が満たされることは無い。勉強は自己実現の欲求に該当する。つまり、これまでの学校生活等において、所属欲求や承認欲求が満たされなかった自分の場合、勉強など根本的に不可能であることが、科学的に証明されている。たとえ、欲求が満たされないのが過去の話でも、傷は一生残るし、例えば、SNSではチャットフォローされないといった形で残るため、トラウマの様に苦しむ羽目になる。
「マズローの欲求階層説」
欲求は階層構造を成しており、下層から順に生理的欲求、安全の欲求、所属の欲求、承認の欲求、自己実現の欲求となる。この階層構造では、下層の欲求が満たされなければ、上層の欲求が満たされることは無い。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?