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【コミュ障・ぼっち・オタク】陰キャを分類してみた
皆さんは「陰キャ」という言葉をご存じだろうか。巷では「陽キャ」の対義語として目立たない人、コミュニケーション能力が低い人などあいまいな使われ方をしているように感じる。今回は中学入学以降、陰の世界に入った自分が、大まかにくくられがちな「陰キャ」を属性ごとに分類してみる。
① 容姿が悪いだけの陽キャ
ファッションがダサかったり(小学校時代から進歩していない)、顔がいまいちだったりするので写真だけで判断するネット民からは陰キャとみなされがちだが、実はコミュニケーション能力が極めて高い。アニメ好きなどオタク的要素も強いが、音楽やスポーツなど陽キャ的な趣味も持ち、人を笑わせることに長けている。そのため生粋の「陽キャ」とも対等に関われる。中高一貫男子校におけるスクールカーストの頂点に君臨する。体育祭では頑張らないが、文化祭で女装する度胸はある。
代表人物:(高校時代の)べてらんち
② しゃべらない陽キャ
運動部に所属し、洋楽を聴き、まあまあおしゃれと陽キャの要素を兼ね備えているがおとなしい人。そのためクラス替え直後は無キャと行動を共にすることも多いが、すぐに陽キャグループにまざり「寡黙だけどイケてる人」というポジションを獲得する。
③ オタク
いわゆるオタク。鉄道やアニメ、ゲームなどの多彩な趣味を持つ。ファッションがださく、ブサイクである。独特のコミュニケーション技術を持ち、同じ趣味を持つ人同士で群れている。そのため特定の集団内では饒舌になる。文化祭や体育祭には意欲を見せないが、アニメ研究会といった特定の活動に熱中する。
代表人物:コミケとかにいる人、撮り鉄
④ 無キャ
すごくぼっちというほどでもなくクラスメイトと最低限の会話はするが、孤立気味なので班決めとかの時には一番困る。運動ができるわけでも、趣味があるわけでも、変人でもないのでとらえどころがない。自分はオタクとは違うという謎の優越感を持っている。勉強はそこそこ得意である。男子には少ないが、陰キャの女子は大体ここに分類される気がする。
代表人物:僕
⑤ ぼっち
クラスに一人は居る、誰ともしゃべらない系の人。かといって個性がないわけではなく、アニメやゲームにも詳しかったりする。はっきりとした自己を持っていることも多い。僕(無キャ)と同じ側の人間だと思って、修学旅行とか遠足の時にペアになって話しかけてみるものの意外と芯が強かったり、特定の分野(例えば音楽や文学)で高い才能を持つこと分かり、やっぱり自分とは違うのかと落ち込んでしまう。
代表人物:コスメティック田中
⑥ 変人
変な行動をとる人。ぼっちであるが、定期的にクラスの笑いものになるので目立たないこともない。一度変人枠に入れられるとキャラが立ってむしろ生きやすそうである。他人の目を気にせず独自の価値観を持つので、案外充実した日々を送っている。
代表人物:ゲームのカード落としちゃった