水引チャレンジ
【水引結び検定】とは小さな子どもからご年配の方まで、水引の結びの技に楽しくチャレンジしていただける検定です。水引の基本的な結びを10級から1級ずつ結びにチャレンジ。7級以上になれば世界選手権にも参加できます。(伊予水引金封協会HPより引用)
2019年に始まったこの水引チャレンジ4月から月に1度、愛媛県四国中央市川之江ふれあいセンターにて開催
私がこの水引結び検定の存在を知ったのは6月の終わりごろ・・・「受けてみたい」そう思って7月の検定日を見るとちょうど仕事が休みの日でした。早速行き方を調べると前日の夜に高速バスで行けば朝7時に川之江に到着することが判明。高速バスの降車場から検定会場までは徒歩・・・(けっこうな距離・・)
初めて四国に降り立ちスマホの地図アプリを頼りに会場を目指しました。四国中央市は「紙の街」なのがマンホールをみてもわかります。
↑川之江の駅に紙の街らしい展示が。
9時の受付に何とか間に合って無事エントリーを済ませ検定記録カードをもらい体験コーナーで水引の結び練習をしていざ検定会場へ!
↑ふれあいセンターのエントランスに水引の素晴らしい大作が‼️圧巻‼️
10分間で指定の結びを指定個数結んで審査員に合否の判定をしてもらいます。基準シートの大きさ±3㎜以内である事、基準シートの作品とほぼ同等のバランスである事、水引に折れが無いこと、筋の並びが交差していない事、よこ結びとあわじ結びは、左右の長さをそろえる事、・・・・これは意外と「ガチ」ですよね。一気に緊張で手が震えました。
しかも飛び級は無く、1級ずつ検定を受けていきますが、不合格となった時点でその日のチャレンジは終了なんです!!
久々の緊張感でアドレナリンが出まくりでしたがとにかく1つ1つの結びを丁寧に落ち着いて結んでいきました。
審査員の「合格!」の言葉を聞くたびに安堵、何とか1級まで検定を受けることが出来ました。最後の検定時間は本当に手が震えました。
記録カードに合格するとスタンプを押すのですが3つのスタンプから1つ選ぶシステム。時々きのこのマークが押されるんですが私はきのこに1つしか当たりませんでした。検定が終わってから聞くとどうやらランダムに選ぶスタンプできのこが3個出たらなにか粗品がもらえたそうです。あーあついてないな~(結構こういう運に見放されるタイプらしい(涙))
しかし無事に水引結び検定最上級1級を取得できました!やったー!!スタッフの方から「え?東京から?」と驚かれてしまいました。検定クリアごとに休み時間がありその時間に伝統工芸士の「美結会」メンバーの方から結びのコツを教えて頂けたことも私にとって貴重な体験でした。スタッフの皆様ありがとうございました!
そして2020年水引チャレンジは8月1日に開催予定。新たに初段、2段の検定が追加されました。今回のコロナウイルスの影響で開催できるか今後の動向を見なければなりませんね。もし他県への移動が可能なぐらい収束していればまたチャレンジしてみたいと思います。水引好きの皆さんもたくさん集まれるイベントが楽しく開催できる日が来ることを願って今できることをみんなで頑張りましょう!
伊予水引金封協会「水引結び検定1級」取得
水引ライナーLab所属
水引ライナー毬遣い002 取得
大塚三業 アトリエfeuille