ちおこ旅 ーおおつちを旅する3日間ー
おおつちの印象をひとことで、このように話してくれました。海と山の自然に触れ合って、感じたことなのでしょうね。
――自然とともに。
――自然にありのままに。おおつちに生きる。
大槌湾は、リアス海岸の形状で湾がせまく、大槌漁港からだと水平線が見えません。「ここは湖?」と言う方もおられました。
えっ、水平線が見えないってどういうこと……?と思った方、ご安心ください。大平洋にひらけた浪板海岸と、吉里吉里海岸に行けば、熱々の太陽を毎日のように拝むことができます。元旦に限らず、毎日がスペシャルだと思わされます!
平らな土地が少なく、山に抱かれているおおつち。山が近いため、日の出が遅く、日の沈むのが早いです。冬は特に「14時には、日がなくなる」なんて、農作業をしているうちの婆ちゃんは、ぼやきます。
「夕日」はすぐ沈んでしまうので、夕日好きの私としては寂しいところです。内陸の花巻や盛岡に行ったときに、おおつちとの地形の違いを感じることができますよ。
ちっちゃな山あいの町
とっても狭いまちなので、スーパーでは高確率で知り合いに会います。忙しい時にはあえて知らないふりを決め込みます。(話し出すと止まらないのです……。)
車同士でも窓越しに「ヨッ!」と挨拶。
ところで、「大槌町」ってどこにあるの?と、思う方が多いと思います。東日本大震災で甚大な被害を受けた町でもあり、ちらっと名前だけは聞いたことがある、そんな方もおられるのではないでしょうか。震災から12年、たくさんの支援を受けておおつちは、今日の姿を取り戻すことができました。
「おおつちには何もない。こんなところにいてもつまらない」という若者の声を聞きます。わたしも以前はそう思っていました。
「何もなくはない。たのしもうとするかどうか」だと、今はそう感じます。伸び代が大きく、余白のある、「おおつちの魅力は、来てみないと分からない」ものです。
おおつちを感じる、3日間の旅「ちおこ旅」
大槌町では地域おこし協力隊を「ちおこ」という愛称で呼んでいます。その「ちおこ」の大槌での暮らしを垣間見る旅を、2023年夏に開催した際には、6名の方が参加してくださいました。…なんと、この旅をきっかけに大槌に移住することを決めた方も!!
ーー突然ですが、おおつち一問一答
前回のご意見・ご感想を取り入れた、大槌の冬を覗き見できる旅を企画しました!
旅のお申し込み・詳細
2024年01月27日(土)~ 2024年01月29日(月)
日ごとにテーマを設けた3日間となっております!
小さいまちで、海と山に囲まれていて。人情があって、ひとりひとりの個性が強く、ハマると沼らしいですね、おおつちって。
なにか“きっかけ”がなければ、一生出会うことのない人たちが待っています。
この旅をきっかけに、おおつちの暮らしをちょっとのぞきに来ませんか?
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