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資格取得に向けた勉強2024(1)

実は今年も資格取得にチャレンジしていました。
一昨年は管理業務主任者、昨年は宅建士の資格を取ることができ、年明け早々、今年はどうしようかな…と考えていました。そんな時、資格取得のための講座受講で通っていたTACから「宅建からのステップアップ」というメールと動画案内が届きました。それによると、行政書士が勧められていました。早速講座説明会を聞きに行き、宅建の勉強も活かせそうなこと、宅建とのダブルライセンス、サラリーマンの副業、定年後の仕事として可能性を感じられたことから、その場で即決して申し込みをしました。こうして、今年も勉強に明け暮れる日々を送ることとなりました。

行政書士は宅建からのステップアップということで、やはり内容的に難しく感じました。範囲も広く覚えることも多くて、勉強時間もそれなりに必要です。年齢的にも記憶力は衰えており、覚えた先から忘れていくため、同じ問題を何度も解いて、その都度解説を読んでいました。ただ、資格取得の勉強をすることで、土日の過ごし方が勉強中心になります。別居中で子供たちとも会えず、一人の時間を過ごす自分としては、土日にやることがある、目標を持つ、それに向かって努力する…ということは、とてもありがたいことでした。

元々勉強を始めたのは、別居生活が辛くて、その辛さから逃れるため…というものでした。何ともカッコ悪いですが、それが真実です。気を紛らわす、落ち込んでいる暇を与えない…言ってみれば、辛い現実から逃避するため…そんな理由から始めたことでした。しかし、これが見事にはまりました。

いざ勉強を始めたら、目の前のことに集中するようになります。そして、目標を持って、それに向かって努力する日々を送ります。でも、意志の強くない自分は、予定通りに事を進められず、TACの講義についていくのだけで精一杯です。ここで諦めたら自分は本当にダメになる…という思いで、必死で食らいついていきます。仕事も忙しいですが、なんとか時間のやりくりをして少しでも勉強を継続しました。そすうるとようやく結果が少しずつ出るようになってきます。それが嬉しくてまた勉強時間を捻出して取り組む…そのような繰り返しです。弱い自分を叱咤し、仕事と勉強の両立のために時間をやりくりして過ごす…気付いたら、資格取得のために勉強する日々を通じて、弱い自分、逃げていた現実と向き合うことになっていました。

今年11月10日に行政書士の試験を受けてきました。
結果はどうなるか分かりません。でも1月から勉強を開始して10ヵ月弱の間、忙しい中でもTACの全講義を受講し、答練、模試も全て受けることができました。平日は毎朝5時起床、7時出社して始業まで勉強したほか、出張先にも問題集を持参して隙間時間で勉強するなど、最後まで手を抜かずにチャレンジできたと思います。もうちょっとできたかも…と思うところはありますが、それでも10ヵ月弱の間チャレンジを継続できたこと、そして試験当日を迎えられたこと、これこそ何よりの成果、価値であると思います。もちろん結果も欲しいですけど、今は結果よりも過程に充実感、満足感を覚えています。

今は試験も終わり、ちょっと抜け殻のような感じになっています。
結果次第で来年どうするかを考えていきたいと思います。勉強にチャレンジすることで、ダメダメな自分でも少しは変われるのではないか…そんな感触を得ています。

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