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夏旅

2か月振りの投稿となります。
前回の記事を書いて以降、仕事がさらに多忙となり、出張で全国を飛び回っていました。そして、その間に2回目のコロナにも感染してまいました。実は7月に5回目の離婚調停、そして婚姻費の審判も予定していましたが、裁判官、弁護士が相次ぎコロナ感染していまし、どちらも延期になってしまいました。今月上旬に4泊5日の出張を終えて、ようやく少しだけ落ち着き、束の間の休息をもらうことができました。

8月10日からの3連休、小学校時代の友人3人組で上田、富山旅行に行ってきました。ほぼ毎年この3人で年1回の旅行に行ってます。3人とも50歳の中年親父、仕事、家庭、そして自身の健康に悩みを抱える年代です。会社の肩書は偉そうなものになっていますが、出会ってから40年近くになる間柄…3人の間では肩書など全く関係ないし、そんなものは通用しません。この3日間は小学生時代に戻ったかのように、バカな話しで盛り上がってきました。

別居開始してもうすぐ丸3年を迎えようとしています。
一昨年と昨年の旅行では、私の別居話しで盛り上がったというか、親身に相談に乗ってもらっていました。今回も別居、離婚、子供たちの話しを多く聞いてもらいましたが、友人たちに悩みも聞くことができました。息子が大学受験に落ちて浪人中、娘が第1志望の高校に落ちて進学した高校でいまいち馴染めていない、健康診断で不整脈が出て再検査を予定している、ストレスで毎日アルコールを飲まないと心身が落ち着かなくなってきている、父親が弱ってきているが遠方のために介護もままならない…等々。誰もが何かしら悩み、問題を抱えながら、それでも生きていることを実感しました。

私自身、先が見えません。
離婚すらなかなかできない、そして子供たちとも会えないまま3年を迎えます。この1年半は手紙のやり取りもできていません。財産分与もどうなるか分からず、50歳を過ぎたタイミングで財産の多くを失う可能性もあります、そういうことを考え出すと、不安感、無力感、喪失感で自分の心が埋まってしまいます。

でも不安になること、悲しいと思うことを否定はしません。
自分の心に蓋をするようなことはしません。ネガティブな感情に支配されている自分を認めてあげるようにしています。そうすると不思議と落ち着いてきます。そして、再び動き出せるようになってきます。この正負のスパイラルを繰り返し行てきているように感じます。そのことが、浮上のきっかけになる、ということを身を持って体験してきました。当然、今の私にできることは限られています。離婚を実現する、子供たちと会う、という直接的なことは無理です。ですので、できることに全集中するしかありません。仕事、勉強に勤しみ、老親、友人を大切にする…というような感じです。自分自身に集中するということでしょうか。それは、問題の本質に目をつぶっている、目を逸らしている…と言うことではなく、今すぐにはどうすることもできないために、まずは目の前にあることに集中しているのです。一見遠回りのように思いますが、こういうことが巡り巡って、子供たちのためにもなるし、どこかで繋がってくるはず…と信じるようにしています。

今回2泊3日の友人との旅行でリフレッシュしてきました。
先のことはどうなるか分かりません。でも、友人、親族、職場の上司など、人数は少ないですが、私のことを心配して支えようとしてくれている人たちもいます。不安はあるけどきっと大丈夫、今やれること全力でやる、ということに集中してこうと改めて思いました。そして、私を支えてくれている人たちへの御恩は一生忘れないし、一生をかけて返していきたいと強く思っています。

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