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パンやドーナツが売れない季節に攻めてみた「夏もドーナツ!キャンペーン」振り返り

夏はパンやドーナツは売れないという常識を無視してみた

パン業界では当たり前の常識である「暑いと売れない」という現実。昨年はその常識の現実を目の当たりにして落ち込んだのですが、今年は、あえてその常識を無視して?「夏もドーナツ食べようぜ!」というキャンペーンをしました。

ポスティングチラシの効果が予想以上だった

今回、お店のキャラクターである「オオトパンくん」とドーナツをモチーフにイラストレーター yohey from mocrockにイラストを描いてもらい、それを印刷した保冷バッグをプレゼントするというキャンペーンを実施。
宣伝チラシを1週間前から周辺エリアに3万8000部のポスティングチラシを配りました。

チラシを配ってすぐ(キャンペーン前から)にチラシをみました!というお客さんが増えるなど、目にみえる効果があり、肌感としてはとても反応が良い印象。

フリーペーパーと一緒にポスティングしてもらうプランでポスティングしてもらったが、この水色が鮮やかで目をひく!という感想まで直接いただいたりしました。

トートバッグ欲しさに来てくれたお客さんと今後どれだけ繋がれるか

キャンペーン期間中たくさんのお客さんが来てくれました。このトートバッグは、今後持参すると毎回5%OFFになる!という特典付き。

もちろん、今後も来てもらうための仕掛けであるのだけれど、この特典の狙いは、安いから来てね!ではない。と思っている。
いうならば、ファン感謝祭。

私はズボラなので、どこかのお店に行こう!と思い立ってから辿り着くまで、色々なエネルギーを使う。「気になるから行ってみたいな〜」と思っているくせに、駐車場が狭いだけで躊躇したり、「今日は時間ないからやめとこ。」と後回しにする。なので、オオトパンのような小さなお店に営業日めがけて来てくれるお客さんというのは、とってもエネルギーを使ってくれていると思っている。

「このかわいい保冷バッグを持ってオオトパンに行こう!」というエネルギーを使ってくれる人に感謝の気持ちを返したい!という気持ちでの5%OFF。

相思相愛の証なのだ。

もちろん安くなるのはみんな嬉しいことだと思うのだけれど、安いから行く!というお客さんは、もっと安い店があればそちらに行くでしょう。

実際、保冷バッグを求めてキャンペーンに来てくれたお客様の中でも、その後も足を運んでくださるお客様よりも、来なくなってしまうお客様の方が多いのが現実。

でもそれを嘆いたって仕方ない。3割打者で万々歳。

オオトパンに足を運んでパンやドーナツを買うことにエネルギーを使ってくれるお客様をまず笑顔にしよう!と思う今日この頃です。続く。



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