今日のnote書いてないや、とふと思う。

(書くことないので、絞り出します。しばし、お付き合いください)


私はおもしろいものを見つけました。それは、朝宝石になり、夜石ころになるような感じのものです。とても感覚的で説明するのは難しいのですが、私にはその違いが分かるような気がしました。
今は夜なので、もう何の面白みも無く転がっているただの石で、もしくは眠っているのかもしれない、とも思いました。
それは、「やる気」とも言えるし、「想像力」とも言えるし、「行動力」のような気もするし、とにかく朝に力を持って輝いているのです。
今は全ての力を使い果たしてガラクタ同然になっているそれは、朝には回復して私に力を与えてくれます。

そんなものないじゃないか。
もしくは、気のせい、勘違いだ。

いや、いや、そんなはずはないです。
だって、それは今日も素晴らしい力をくれ、今まで出来なかったことを私に出来るようにしてくれたのですから。
私は今までの数年、いやもっとたくさんの時間を集めても出来なかったことがたった1日で出来たので、それはもうびっくりしたのです。

けれど私は知っています。
この感覚が私の中から消える時、私はまたぼんやりして、何も出来ない私に逆戻りしてしまうでしょう。

だから私は手を伸ばします。
朝、目が覚めるたびに確認するのです。
そのとても感覚的な奇跡が、朝に宝石となり夜に石ころになるそれが、まだ私の中にあるかどうかを。


「普通であることは過不足が無いという事であり、
飛び抜けているものは何かが大きく欠落する苦しみと引き換えに力を手に入れている。」
       エヴァン・カスティエル(架空の人物)


……こんなテンションの短編書きたいな。