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澤田はキックバックをもらいません

割引あり

※有料設定ですが、有料部分は「特典」のみで本文は全文読めます。最後まで読んでね。

キックバック。欲しいですよね。
私は欲しいです。猛烈に欲しい。
でももらいません。だってマンション管理士だから。完全に自制できている。自分をコントロールできている。偉い。

失礼、心の声が漏れてしまいました。キックバックの話はなかなかしにくいですよね。時代的にいろいろうるさいし。下手なこと言って目を付けられても面倒だし。でも、なんとなく、マンション管理士で独立してしがらみ少なめの今しかできない話のような気がするので、記しておきます。ご興味のある方ご一読いただければと存じます。

(ディスクレーマー)
以下の話はすべて澤田の主観であり、澤田が調べたものです。
また、澤田が独立した2022年8月以降に知った情報を元にしております。
それ以前の会社員時代に見聞きした情報は一切使っておりませんのであらかじめご了承ください。


キックバックとは

キックバックとは、自分の商品・サービスを取り扱ってくれる販売店に対して、販売を奨励する目的で渡す「謝礼金」「報奨金」のことです。
あらかじめ「一定期間内に一定数量以上の販売を達成した場合、売上金額の〇パーセント分を販売奨励金として戻す」といった内容の契約を販売店側と締結しておくことで実現されます。
なお、「リベート」「割戻し」「バックマージン」と呼称される場合もあることを覚えておきましょう。

セゾンカードお役立ちコラムhttps://www.saisoncard.co.jp/credictionary/bussinesscard/article298.html

キックバックは本来悪い物では全くありません。ただ、何でか悪いイメージがついて回るんですよね。まあ「見えないところで何されてるかわからない」ですからね。

マンション管理士はキックバック禁止

 一般社団法人日本マンション管理士会連合会倫理規程によると、同会所属のマンション管理士はキックバックを受領もしくは支払うことを禁止されております。

(不当とされる誘致行為の禁止)
第 10 条 マンション管理士は、業務を紹介し、又は紹介される場合において、不当とされる誘致行為を目的とする紹介手数料、仲介料、その他当該業務から生じる謝礼若しくはその他の対価を受領し、又は支払ってはならない。

一般社団法人日本マンション管理士会連合会倫理規程(https://www.nikkanren.org/wp-content/uploads/2019/08/rinri_190829.pdf

 他士業でも同様の不当誘致禁止の規定はあります。例えば司法書士とか。

(不当誘致等)
第13条 司法書士は、不当な方法によって事件の依頼を誘致し、又は事件を誘発してはならない。
2 司法書士は、依頼者の紹介を受けたことについて、その対価を支払ってはならない。
3 司法書士は、依頼者の紹介をしたことについて、その対価を受け取ってはならない。

司法書士倫理(https://www.shiho-shoshi.or.jp/html/smart/consulting/pdf/ethic.pdf

ただでさえ独占業務がないマンション管理士でキックバックも禁止であればどうやって食っていくんじゃい!とは言いません。ええ言いませんとも。高経年マンションが増えてきてマンション管理業者から管理委託契約の解約申し出が発生するような時代となり、やっとマンション管理業だけでも収入を見込めるようになってきました。前世代の皆様のご苦労はいかばかりかと存じます。

降って湧いたブチ切れ案件

冒頭のポストの件、ちょっと話させて下さい。
私マンション管理士開業してやっと3年目です。
少しずつ仕事も増えてきて、売り上げも立つようになってきました。
それでも経費を差し引くとそれほど余裕があるわけではありません。そんな中、新しいことをやりたくて節約してお金を貯めているんですよ。するとふと「あの時のあれに紹介料が発生してたらなぁ……」なんてことが頭をよぎるんです。よぎるのは本当。だってお金、欲しくて欲しくてたまらない。バレなきゃいいかなって思います、人間だから。
それで葛藤して、身悶えて、夜中に通帳確認したりATMで口座の残高を確認して入金いつかなーなんてやってたりするんです。

でね、最近、割と昔から知ってるマンションの仕事を携わらせてもらっているのですが。
そのマンションがお金があんまりないのも知ってるから多少顧問料の支払いが遅れたりするのはしょうがないとかお互い様とかやってるような案件。最悪取りっぱぐれても諦めがつく。やり手がいないから私がほっぽり出せないからと思ってやってるような案件。

そこで某氏から「澤田はここの案件でしこたま儲けたらしい」って吹聴しているのが私の耳に入ってきました。

某氏は途中までその案件に携わってたのに、勝手にポーンと辞めてしまった人間。私はその後釜のような形でそのマンションに携わらせてもらっている。
だから別に私は某氏に嫌悪感とかなくて、あんまり関わりも強くない。何ならその後釜某氏のおかげで仕事が増えたから感謝の念もある。

でも、ホント、ゴメンだけど、今回のことは許せない。私がどんな気持ちでキックバック等我慢していると思ってるの?業界の慣例だからとかもらわない方が仕事減るとか言われてももらわないのよ。誰が得するの?私が、私の自己満足のために勝手に損してるだけなのよ。それなのに何の証拠もなく吹いて回るのはマジで理解できん。貴方とはもう連絡取りません。あなたから電話きてもすぐ切ります。さよなら。ガチャン。

キャンペーン始まるよ!

何だかメンヘラみたいな文章になってしまいました。申し訳ないです。
お詫びといってはなんですが、キャンペーンを始めます!題して「澤田のキックバック受領の証拠を持ってきたらキャッシュバックキャンペーン!」

私マジでもらわないから。証拠があればキャッシュバックしますのでDM下さい。
あ、虚偽のやつを急にX等にぶちまけるようなことはやめて下さい。面倒なので。

あと、私にキックバック等を持ちかける業者さんについて悪く言ったり晒したりするつもりは一切ありません。金銭の授受なんかなくても、そのお気持ちだけで充分です。
また、他のマンション管理士さんがもらってるとかもらってないとかも私は一切知りませんし関知しません。

まあ、キャンペーンは急に終わるかもしれませんのでお早めに。

最後までお読みいただきありがとうございました。

なお、有料特典として、購入いただけると「マンション管理士として開業してから私が断ったキックバックの案件数と総額」が見られます。本当にもらってないのでお布施代わりに払っていただけたら幸いです。ではでは。

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