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呼気の成分は・・・【vol.42】
~アーティストへの成長記録~
(2022年6月14日のブログに掲載)
毎日のように、呼吸を意識して鍛練していたのに、自分が何を吸って何を吐き出しているのかについては、殆ど考えたことがなかったなと思い、ちょっと調べてみた。
まず、大気の組成が〈窒素(N₂)約78%、酸素(O₂)約21%、二酸化炭素(CO₂)約0.03~0.04%、他にアルゴン(Ar)、水素(H₂)など〉だ。
そして、吸気は大気の組成と同じで、呼気になると〈酸素約16%、二酸化炭素約4%、その他に、体内で発生した微量のガスが約1%(*窒素はそのまま呼気として排出される)〉となる。
21%の酸素のうち、約5%が体内に吸収され、残りの約16%は、使用されずにそのまま呼気として排出される。
呼気には水蒸気も含まれている。空気には、目には見えていないけど水が含まれている。
また、湿った空気と乾いた空気では、湿った空気の方が軽いというのは意外だった。
そして、窒素は何の役にも立っていないように思えるけど、実は生物の成長にとても大切なのだとか。(ただし、大気の窒素を直接取り込むことは出来ない)
更に面白かったのがこの質問。
地球温暖化問題のCO₂削減に関するものなのだが、「温暖化が心配なので、吐く息を止めなくても大丈夫ですか」というもの。
我々の吐き出すCO₂をたどっていくと、植物が光合成によって、大気中のCO₂と水から作り出した有機物にたどりつく。 これを食物として体内に取り込み、分解してエネルギーを取り出す過程で、最終的に排出されるものであり、もともと大気中に存在していたもの。
結局、大気中のCO₂を増やしも減らしもしていないことになり、このような状態をカーボンニュートラルであるとよぶのだそうだ。
我々が、呼吸以外で排出しているCO₂が問題なのだ。
どうやら心配せずに、ヴォイトレに励んでもいいようだ
(*'ω'*)
と同時に、どうすれば空気を汚さないかを、学んでいくことも大事だな。
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真川 美由 (Miyu Shinkawa)
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