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笑顔か悲鳴か

昨日、『モンスターズ・インク』を見ました。金曜ロードショーでやっているのを見て、最初からDesney+で視聴しました。モンスターズ・インクは私が小学生のころに発表され、そのときに見ていました。とても気に入って、DVDを買ってもらったほどです。また、最近、続編である『モンスターズ・ユニバーシティ』を見て、改めて『モンスターズ・インク』を見たいなーと思っていたところでした。

見終わった瞬間に、「あ~良かったな~」と思えました。まずエネルギー源が恐怖(悲鳴)から笑いに変わったのが素敵です。驚かせるモンスターたちもかっこよくて、それはそれで良いのです。でも、笑顔もエネルギーになり得て、しかも悲鳴より効率的に得ることができる。ロマンチックというか、夢と希望があって、私たちが今いる現実世界でももっと笑顔があふれると良いな~と思いました。

映画の途中でも、こどもの頃に視聴したのとはまた違って、登場人物の関係性とか行動の理由とか当時は何もわかっていなかったのだなと感じました。結末を知っているというのもありますが、大人になって、細かいところにも気づくようになり、またいちだんとおもしろく見ることができました。社長がなぜ捕まったのか、マイクとセリアの関係、笑顔がエネルギーになることの示唆、場面ひとつひとつに意味があって、あっという間に1時間40分がたっていました。

やはり、サリーとマイクの絆の強さは感動せずにいられません。途中でけんかをして、でも戻ってくる。そのときのマイクの包容力ある態度やサリーが本調子に戻る様子。この2人はふたり揃ってこそお互いの能力が存分に発揮できるのだな、と思いました。Desney+のカテゴリにも、「バディもの」というのがあって、そんなのあるんだと思いつつも、確かに「バディもの」だ、と思い知らされました。

そして、『モンスターズ・ユニバーシティ』を見た後というのも最高でした。マイクとサリーの出会い、ライバルであるランドールとの因縁。ほかにも両作品に登場するキャラクターがいて、より楽しく『モンスターズ・インク』を見ることができました。『モンスターズ・ユニバーシティ』と『モンスターズ・インク』の両方を見ることで作品への没入度合いが非常に高まります。大人になっても、大人になったからこそ、楽しめたのではないかなと思います。

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