子どもの泣き声
お母さんは赤ちゃんの泣き声で、
お腹が空いたのか、
おむつが気持ち悪いのか、
甘えたいのか、だいたいわかる。
だから、洗濯物を干しながら、泣き声を聞いていて、
急に泣き止んだり、
泣き声が変わったら様子を見に行く。
ときに、
いつもと違う泣き方で、小さな体の微かな異変にも気付く。
病院で気になる音(声含む、以下も同様)は何?と聞いたら
「子どもの泣き声」と答えた人がいた。
そこは我慢してもらわないと…とは思うが、
わからなくもない。
ちなみに、
内科のクリニック同様、
小児科にも
伝染病や感染症(はしかや水ぼうそうや手足口病、リンゴ病など)の
疑いのある患者ちゃんを隔離する部屋が用意されている。
その名のとおり、主目的は隔離だが、
もうひとつ裏の理由があると小児科の先生に聞いたことがある。
どうにも泣き止まない患者ちゃんの泣き声が
待合室や処置室に響き渡らないようにするためだ。
子どもの泣き声は連鎖して、
小児科が泣き声であふれてしまうから。
と、いうのは、
もしかしたらオフレコ…だったかもしれない。