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冬に「暖かい」環境は良いのか?

冬は風邪をひくから冷やしたらいけない
夏は熱中症になるから暑いのは危険

という言葉をよく聞きます。

それと相反して私は

夏はクーラーなしで室内温度30~32度くらい
冬は少し遠赤外線付けて室内温度5~10度くらい
で過ごしています。
季節に沿った室温って感じです。

雪は大好き

周りに言うとびっくりされます。
ひと昔前では普通ではなかったですか?
ここ数十年でかなり季節無視の温度設定になったような感じがします。

このくらいの温度でも、ひと夏ひと冬していると体が慣れてきます
自律神経が整ってきます。


冬の話でいうと
いくら部屋の温度を暖かくしても
一歩外に出ると本当の冬の気候が待っています。
外に出なくとも窓際に近づいたり、布団から出たりすると
当たり前ですが、体は冬を体感します。


長時間季節無視の温度環境に居ると、体の準備ができていないので
実際の環境に出たとき体が調整できず、体調不良になってしまします。


石油ファンヒーターの風を受ける方々

そして、日本人は四季のサイクルを遺伝子が持っているので
冬は寒さを
夏は暑さを
体感するのが本来の自然なサイクル
体も喜ぶ体感になります。


真夏では、20度でも肌寒く感じ
真冬では、20度は暑く感じます

これが普通。

そして、動物もそう。
人間以上に温度変化には強いです。

毛皮を持っており、体温調節が上手い。
服も着ないし、火も起こさない、家も建てません。
自分の体一つで調整するからです。

という事は
人間以上に温度変化が無いとダメージをくらいます。

そんな彼らが、現代では家の中に居る子が殆ど。
年中温度変化の少ない空間に長時間居ます。
しかも人間は、それでも寒いからと暖かい環境を用意しようとします。

気持ちはわかりますが
それが彼らの自律神経を乱し、免疫力を衰えさせ、
本来の犬らしい猫らしい生き方から遠ざけています。

「今年も白いものが上から降ってきたな」と思っているのかな

話は飛びますが
私の旦那は年中ビーチサンダルで過ごしています。

雪国なので氷点下20度くらいになります。
その中、雪かきを鼻水垂らしながらビーチサンダルでしています。

しかし、彼の足はしもやけになっていません。
ブーツを履いていた時の方がしもやけになっていたそうです。

そして体調も調整しやすくなったと言っています。


これは極端な例ですが(笑)
体は自分で思っている以上に調整能力を持っています。


寒い場所が苦手とされている猫、果たして?

常識で固められた

冬は体を冷やしたらいけない
外猫は寒くてかわいそう
犬猫が暖かい部屋で寝ている図は幸せそう

という内容も、
一度リセットして世の中を見てみるのも面白いと思います。


特等席に居座る長男猫

最後に、
わたしが提供している犬猫環境を書いておきます。

犬は、
基本外で、自由に玄関に入れるようにもしています。

玄関は基本暖房は入れません。
でも家の中なので氷点下にはならないです。


猫は、
私が家に居る時は自分の為に暖房をつけます。
ストーブやこたつです。

でも外出するときは全部消します。
そうすると各自暖かい場所を探して散っていきます。
羽毛布団の中とか、棚の中とか、冷蔵庫の上とか、
彼らなりに工夫しています。


場所を必死に探したり、自分の体温を上げたり
少し頑張らないと暖が取れない環境にしています。


常識のリセット。
試してみてください。
世界が広がると思います。

リセット。リセット。


雪は雨より匂いをKEEPします、嗅ぎまくって楽しそうです




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