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雑記31 川根本町小旅行'24-2 二日目

2日目の話だ。
接岨峡温泉駅まで行った。

 道の駅川根温泉での夜は、なかなか眠れなかった。新鮮なお茶を何杯も飲んでカフェインで目が冴えて、近くのボイラーの音も気になっていたからだろう。それでも12時過ぎには眠れた。朝は小雨が降っていた。

前日昼に買っておいたコーヒーをいただく
お湯が沸くまでの短い間を回文で過ごす。外も雨だ

コジヤジコさんについてはこちらで書いている→雑記26

大切にとっておいた、鳥取で買った鬼太郎のおでん缶を開ける
食後、裏手に回り河原を散歩する。山を這う霧にときめく。
彼岸花

 彼岸花が見頃だった。雨に濡れた赤や薄黄色が、草の緑の上に鮮やかだった。

道の駅川根温泉の足湯

 足湯の後、千頭駅へ向かう。そこから列車に乗り換えるのだ。

朝の千頭駅

 道の駅川根温泉から50分ほどで千頭駅についた。8:00前、まだ閑散としていた。駅裏の駐車場に駐車した。

SL資料館の入館料100円

 千頭駅から接岨峡温泉駅へは大井川鉄道の井川線を利用する。始発は9:15 。時間があるので併設のSL資料館に入った。

 始発が近づいてくると、自分のような乗車客のほか、撮り鉄らしき人も入場料を払ってホームに来て撮影機を構えている。これが大井川鉄道の力…。

にぎわい

 カメラに撮られたり撮ったりしていると列車が発車し、手を振られた。軽くお辞儀を返した。元気に振り返しなさいヨ。前の席の人が振り返していた。

列車から見えた橋、山峡

 アプトいちしろ駅から長島ダム間はアプト式となる。連結の様子を見に行く。

アプト式列車の連結

  アプト式鉄道とは、急な勾配を安全に運行するための仕組みで、列車にアプト式電気機関車を取り付ける。取付作業はあっという間だが、珍しくて列車を降りて見に行き、急いで戻るなどした。

このアプト式鉄道の路線は、トンネルの数を最小限にして、できるだけ美しい大井川やダム湖に沿って走り、乗客に周辺の景観を充分に楽しんで頂けるよう考慮されています 

冊子「ミニ列車で行く南アルプスあぷとラインの旅」より
長島ダム
人気スポットの奥大井湖上駅
良い景色
目的地の接岨峡温泉駅
やまびこ資料館 入館料200円

 やまびこ資料館では大井川の歴史や自然について、資料を交えて知ることができる。かつてどれほど林業で栄えたか、千頭駅の賑わいのこと、大井川と山林と人との関わり。見ごたえがあった。
 温泉やお昼ご飯も楽しもうと思っていたが、前日からの疲れもあり、資料館の見学だけで満足してしまい、12:10の列車に乗って帰ることにした。
 今これを書きながら振り返ると、近くにあった天狗石茶屋に寄ればよかった(次回があることを祈る)。

撫子ちゃん
帰りたくない!
千頭駅に戻ってきた

 千頭駅を出ると良い香りがする。見ると、ゆるキャン△で撫子ちゃんが食べていたBUTAKUSHIのポスターを貼ったお店があり、列ができていた

並ぶ
串焼きの香り

 500円が、なぜか100円引きで400円だった。ついでにちくわパン150円も買い昼食とした。

いただきます。

 おいしく昼も食べ終え、車を走らせて来た道を戻る。
 途中、お茶揉み体験の講師の方に教えてもらったお土産屋さんに寄る。

緑のたまてばこ

 緑のたまてばこは、道の駅フォーレ茶茗館の敷地内、芝生の広場の一角にあるお茶のお土産屋さんである。

緑のたまてばこ店内
川根茶を3袋(各540円)ゆずポン酢(600円)。

 お店の人から、この煎茶(真中)は熱いお湯でさっと出しておいしく飲めますと言われて驚く。さらにあとの2つは少し冷ましたお湯でとのこと。茎茶も?煎茶こそ少し冷まして、茎茶は熱々でじゃないのか。いろんなお茶があるのだな。
 でも、お店の人もそこまで商品に詳しい感じではなくて、たずねると棚の説明を読みに行ったりしていたので、深く考えないで気楽に飲むのが良いだろうな。
 
 手揉み体験で茶葉にかけたゆずポン酢がおいしかったので、同じものかわからなかったが売っていたものを購入。

広場の看板

 敷地内の看板に、民話が地図とともに紹介されていた。旅行前、川根本町を舞台とした民話を知りたいと思い、静岡県中部地区の民話を紹介しているFM- Hiの過去のラジオを聞いていた。こうして地図とセットで読むとまた面白そうだ。

 せっかくなので、茶茗館にも寄っていく。23年のネット記事では、ここでは語り部の会も定期的に行っていたらしい。現役なのかはわからなかったが、可能なら聞いてみたかった。

藤城清浩の影絵の展示をしていた。撮影禁止だったので看板だけ。
これはセキレイ釜

 2階には郷土資料が展示してあった。昔から好きではあるが、年々、こういう郷土資料を眺めるのが好きになる。老けたのか。ここにあるものたちよりは若いが。

小学生が作った顔出し看板の展示の中に現れた突然のうんこ。やめなさい…え? もしかしてこれうんこになれる顔出し看板なの?鹿の糞か?はー…。
鹿ん舞の顔出し看板。実際の鹿ん舞も見たいものだ。

 お土産も買えたので再び車を走らせる。

 まだ静岡には多くのお茶がある。味の違いは分からないけれど、掛川茶、春野茶、遠州森町、静岡…途中のSAで再度下車。

遠州森町の緑茶ティーバッグ1080円、静岡のおでん缶518円(まだ予定もないが次の旅行のために) 、オヤツ270円

 残っていた旅行の資金で、最後のお買い物。他の茶葉も買いたかったが資金が尽きた。

 まぁ、地元でも買えるのだから欲張っちゃあいけない。


 帰宅後は車内を片付け、部屋を片付け、ヘトヘトで初の川根本町の旅行が終わった。良い思い出になった。

 後日

 自分たちで揉んだお茶をいれた。せっかくなので透明な容器を使うことにした。

長く細い茶葉
お湯をいれると葉に戻る

 手揉みお茶を普段飲まないので、この葉に戻る様子が楽しい。

一番茶

 薄い緑色のお茶がはいった。おいしい。なんとなくカフェインが強い気がするので、お茶請けになにか用意すればよかった。それでなくとも、思い出の品であるから、もう少し丁寧に場を作りたいところ。まずは机の上を片付けるなどからはじめたい。


大井川鉄道についてもう少し書いた

やまびこ資料館についても後日書きたい

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