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雑記19 雪の山小屋と聞いて思い出すゲームの話
雪の山小屋と聞いて思い出すゲームがある(ゲームと言っていいのか?)。
4人グループで部屋の隅に1人ずつ座って1人が壁伝いに移動して次の角にいる人の肩を叩き、順繰りに繰り返すと、最初の角には誰もいないはずなのに、ずっと繰り返していくとそこに誰かが現れて…。元は交霊術で使われていたとかいうあのゲームだ。
あれを最初に読んだのは『学校の怪談』だった。 ご存じの方も多いだろうが、ざっくりと説明する。こんな話だった。
雪山で5人遭難して1人亡くなり、残った4人でその人を担ぎ、山小屋に泊まることになった。部屋の中央に仲間のご遺体を置き、残りの4人が件のゲームを始めた。眠くなると肩を叩かれるので、皆寒い中死なずに朝を迎え、無事だった。下山後、4人では空席ができるはずだが…?と気がつく。
子供の頃は、霊になっても仲間を寝かせないためにゲームに参加していたんだと、恐怖と仲間を思う心の強さにドキドキしたものだ。このゲー厶は『世にも奇妙な物語』や『地獄先生ぬ〜べ〜』でも取り上げられていた。『世にも奇妙な物語』のラストには友を思う気持ちではなく恐怖が待ち受けていた。『地獄先生ぬ〜べ〜』では、場所こそ雪の山小屋ではないが、好奇心からゲームをはじめた子供たちに恐怖が襲いかかっていた。どれも懐かしい話だ。
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