雑記7 こわい遊びの思い出
小学生の頃、友達を誘ってコックリさんをして遊んだ。何を聞いたかも、そもそもコックリさんか来てくれたかも覚えていない。ただ、使用した5円玉だか10円玉を、気味悪がって誰も欲しくないと言い、私が受け取ったことはたしかだ。コックリさんで使用した小銭は必ず持ち主の元へ戻って来るという。あの時の小銭は、1度くらい戻ってきたのだろうか。気づくすべもないけれど。
別の話だ。トイレの花子さんが流行っていた。友達を誘い、女子の3番目のトイレを叩いて声をかけた。返事はない。だんだんこわくなってきてみんなで逃げた。一瞬振り返ったときだ。ピンク色の煙の幻を見た。
子供なりに、あれはなんだったのかと考え、脳の錯覚だと結論した。
ドラえもんの話の中で、扉からピンク色の煙が湧いているシーンがあったから、たぶんそれと、トイレから逃げる際に見た窓から指す日差しの様子が、興奮した頭の中で混線して見た幻だと思った。良いものを見たから、大切な思い出にしようと思ったことを覚えている。
追記
ガチャコンでこんなものを見つけた。
これでいつでもササッとコックリさんができる!ということか。ローマ字版もあった。これくらい自分で書けよと笑ったが、少し考えて、こういうのを大人が、子供にも比較的出しやすい金額で、子供向けの商品もある売り場に出して、大丈夫だろうか? と心配になった。
あやしい商品が好きな子供だった手前、あまりモノを言えないが、なんとも無責任な気がしてならない。楽しんだわけだけど…難しいなァ。
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