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【在米ジャーナリストが見る米国DX②】米小売業のAI活用の現状
最先端の米小売デジタルトランスフォーメーションの現状分析、連載第2回目は小売における人工知能(AI)展開に関して、関係者の間にさえコンセンサスが形成されておらず、「走りながら考えている」状態であることをレポートします。
世界4大会計事務所の一角であり、経営コンサルティングの多国籍企業でもあるKPMGが3月に発表した『AIの世界で繁栄すること』と題された約1000人の米経営者の聞き取り調査報告書は、小売を含む米国の各産業のAI活用の現状や問題点をあぶり出すものとして、注目を集めていますが、今年の調査では49%の小売回答者が「AI展開のペースが速すぎて、ついていけない」と述べているのです。
AI導入の決断を下している米小売経営者の多くが、AIの有効性をはじめ、費用対効果、データ活用の倫理、ガバナンス、法的規制などの面で未だに戸惑う場面が多々あることを示唆しており、日本でも参考になると思います。
一方で、関係者の議論の中で、「AI活用は、実は遅れている。もっと加速させるべきだ」との見解もあるのです。そうした背景には、「そもそもAIとは何ぞや」というレベルのコンセンサスがない実態が挙げられましょう。
興味深い激論を紹介します。ご笑覧ください。
https://diamond-rm.net/technology/88828/
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