ジェフ千葉、今季初勝利!
はいどーも、乙楽でございます!
昨日、3月2日に行われましたJ2第2節、ジェフ千葉対藤枝MYFCで、千葉は見事に4対0と勝利しました!やったー!!
…まぁ、私は仕事でスタジアムはおろか、DAZNでのライブ視聴もできなかった訳なんですが…。
でも、そんなことはどうでもいいんです。応援するチームが勝てば、それは次の試合までのモチベーションになりますからね!
前節からスタメンを3人入れ替えた千葉。DFメンデスから久保庭、MFドゥドゥから椿、MF風間からエドゥアルドと変わりました。ポジションも田口、エドゥアルドのセンターハーフ、横山をセカンドトップに配置するというスタートでした。
この試合で光ったのはプレスの勢いです。先制のシーンは相手のパス回しを読み切った田中がカットし、GKと1対1を制したものですし、追加点は相手陣内深くでボールを奪ったFW小森の素早いパスから横山が技ありのゴールです。その他でもプレスの連動が良く、前にグイグイいく昨季の好調時のような展開を見せてくれました。
後半では、DF高橋のミドルシュートをGKが弾いたところで小森が押し込み、ダメ押しに田中のダイビングヘッドが決まるなど、得点シーンはいずれも気持ちの良いものでした。マジでスタジアム行きたかったー!悔しい!でも嬉しい!
…と、喜ぶのはここまで。
点差がついて完封した試合でしたが、そこまで相手との差があったとは思えない内容でした。完封は結構ラッキーな要素が強かったのです。
相手の藤枝はパスワークに優れるチームでした。
前節の山形ほどのパワーは無かったものの、五分五分のボールを自分たちのものにする強かさと技術を持っていました。失点にはならなかったけれど、千葉のDFラインが壊れたシーンが、決定的なものだけでも3度はありましたので、藤枝の攻撃力は相当高いと思いました。
また、千葉のプレスも回避された、もしくは1対1で負けたシーンが散見し、一気にゴール前まで迫られることも多々あった点は反省材料かな、と考えます。まぁこれは昨年よくあったことですが、戦術の上積みをしたいのであれば要改善ですね。
今日のハイライトは2 得点目のシーンです。
ホームゲームで前半2点目となれば、選手の感情は爆発してもおかしくありません。しかし、得点者は軽く両手を上げ、アピールもせず、笑顔すら見せませんでした。
その選手は、MF横山暁之。昨季まで、対戦する藤枝で10番を背負っていた彼は、全てのパフォーマンスを封印しました。むしろ得点後の顔は泣きそうな表情にも見えました。
大学卒業後にどこからも声がかからず、一年間無所属だった横山を拾ってくれたのは藤枝でした。どん底にいた彼が、J2昇格の立役者になるまで苦楽を共にし、そして自身のステップアップのために別れを決めたクラブのゴールに、ボールを蹴り込む。何とも因果なものです。
こんな時に全てを忘れて感情のままに喜びを露わにする選手もいます。そこを咎めるつもりはありません。やられたらムカつくけど。
でも、この理不尽極まりない状況を全て受け止め、自分を育ててくれたチームに敬意を表した男の姿に、感動しました。
私乙楽は、今年イチオシの選手を横山選手にすると決めました。こういうタイプの選手、大好きなんです。
ちなみに横山選手、noteにいくつかの投稿をしています。熱く語っていますので、是非検索してみて下さい!
というわけで、今季初勝利を収めた千葉ですが、シーズンは始まったばかりです。浮かれてはいけませんし、かと言って焦る必要もありません。
この場では、勝った負けた引き分けたを今年から投稿していきますので、こちらも何卒よろしくお願いします!
追伸。
更新の途絶えた「ジェフ千葉への思い」ですが、続編はしばらくお休みします。
ここから先、辛いことばかりで書くモチベーションが保てないんですよねぇ…。