日々棒組み946 びっくりカバーのアレックス・ロス本『Marvelocity: The Marvel Comics Art of Alex Ross』が届いたら
Amazonで偶然見つけた尊敬するアレックス・ロスの本『Marvelocity: The Marvel Comics Art of Alex Ross』が海の向こうから我が家にやって来ました。
段ボールを貼り合わせたような外梱包でしたが、それを開けるとプチプチ包装。プチプチを剥がすとシュリンク包装。
海外からの発送にはあまり期待しないようにしていますがこれは丁寧。
と思ってシュリンクを剥がすとカバーの折りがなんだかガバッとしていて、「荒い感じだな」と思ったらなんとこのカバーがびっくりカバーでした。
写真は、カバーを外して広げたところです。
このカバー、蛇腹折になっていて、広げると一枚ごとにキャラクターのイラストが出てくる仕様なのでした。ちょっとびっくり。
裏もこんなだ↓
最初、どうなっているのかわからなくてひと山広げて「ああ、こうなってるのか。あれ?まだあるぞ」ともうひと山広げ、結局7面出てきた。折り返しのスパイダーマンやら含めると7面。
製本屋泣かせの仕様だとは思いますが、高価な紙の本を買った身からするとこういう手の掛け方は満足感がかなりプラスされます。
アレックス・ロスが昔描いたヒーローの絵とか、彼のお母さんが作ったスパイダーマンのコスチュームの写真とかも載っていて、なんだか一緒に幸せになれそうな気がしてきます。
『The Dynamite Art of Alex Ross』という本もあって、Kindle Unlimitedの電子版をダウンロードして眺めているのですが、こちらはややマイナーなキャラクターが多いようです。ヴァンピレラくらいしか知らなかったなぁ。
こういう本を見ていると、アメコミのキャラクターって類似品みたいのが山ほどあるんですね。どっかで見たような気がするけどちょっと違う、みたいなの。バットマンとロビンみたいなコンビも山ほどありますね。呆れるくらいたくさんいるのね、アメコミキャラって。
左端にスーパーマンを置いて、似ている度が高いのから並べていくとヒーローデザインのグラデーションみたいのができそうな気がするんですけどいかがでしょう。右端を見たらスーパーマンそっくりな誰かがいて、ぐるっと輪になったら面白いんだけど。
私は日本に生まれて育って漫画やアニメや特撮なんかも日本で鑑賞を重ねて今まで生きてきて幸せでなんの不満もないんですけど、こういう本を見てるとちょっとけだけ、アメコミを何十年も読み続けた人だけが到達できる “今” の幸福感に嫉妬を覚えます。メジャーなキャラクターもマイナーなキャラクターも知ってるよ、それ、みたいな。いたなーこいつ。みたいな。誰かとそういう話で盛り上がれるのちょっと羨ましい。
ちょっとだけね。
amazonのリンク貼っておきますが、本体の値段より送料が高かったりする場合があるので注意してください。
ちなみに私が買った時は本体¥4,869で送料無料でした。今はちょっとゴニョゴニョゴニョな価格設定になってますね。
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