【文通 #14】 生きやすく変えていく

Atelier momo×OTO OTO

文通『moTO moTO dayori』

vol.14

2020年、
作家仲間である
Atelier momoとOTO OTOは
ときどき文通をしています。

その名も、
『moTO moTO dayori』
(モトモトダヨリ)

こちらは先日、
momoちゃんから頂いたお手紙。

今日は、私からのお便りです◎

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ももちゃん、こんにちは。

最近は、毎朝カップスープを飲んで
あ〜あったまる〜と感じながら
目を覚ます毎日です。

先月は、東京池袋にて
2週間の催事おつかれさまでした。
いまの状況の中、
長丁場なイベントをするまでの間には
たくさん悩まれたのではないかと思います。

私は早い段階で、
今年はイベントには出ないと決めましたが
各々の意思のなかで
出る出ないを決めること
どちらも正しいんじゃないかなと思います。

それはイベントに限ったことではなくて◎

今年、こういう状況になって、
環境が変わって、考える時間ができて、
これからの生き方について、考えたひとも多いんじゃないかな、と思うのです

前回のお手紙で
ももちゃんがこんな風に書かれていて
私もまさにその1人だなあ、うんうん、と頷きながら読んでいました。

いきなり180度変えることは難しいけど
この半年の間に
私も少しずつ色んなことを変えているように思います。
もちろん、私の気持ちではどうにもならず
自動的に変わったこともありますし。

みんなに共通の〝正解〟なんてないけど
自分にとっての正解を
自分で見つけたり、つくっていったり。
　

漠然と、もう無理するのはやめよう、って思いました。

お仕事も、人間関係も、
ものごとを続けるためには、無理をしないってことはとても大切で。

という、ももちゃんのお気持ちも、すごく良く分かります。

こんなにも突然、〝当たり前〟が変化してしまうと
無理することが虚しくなってしまう、
そんな気持ちにもなりました。

自分の人生、自分の時間は
なるべく穏やかな気持ちで、楽しく過ごしていきたいですよね。

自分にとって誰が大切な人か
ということも、改めて考える機会になりました。

行動の制約があったり、
たのしみが減ったり、
人と会えなかったり、

しょんぼりする気持ちの方が多い時間になっていることは確かですが

でもこんな状況になったからこそ
色んなことを見直すきっかけになったというか。

こんな状況にならなかったら
気づかなかったこともたくさんあるんじゃないかな、そんな風に感じています。

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とても日常的な例で言うと、
先月初めてネットスーパーを利用してみたんですね。　　
(ももちゃんは使っていますか？)

そしたら、もう！すごく便利で！！！

月2回くらいのペースで利用するようになりました。

全てをネットスーパーで買うわけではなくて、重たい飲料や、かさばるトイレットペーパーなんかを購入しています。

そしたら、日々の買い出しが一気に楽ちんになりました、、、

今まで、重たい買い物をするときは
手に負担がかからないように
(=作品制作のために)
気を遣うこともありましたが
そういう懸念もなくなりましたし、
単純に買い出しで疲れることが減りました。

ああ、今までがんばってたのは
なんやったんや、、、
と思ってしまいました。笑

必要のない苦労は
どんどん減らしていきたいものです。

でも、こういうのも
今年の状況になったから
取り入れた日常で。

何も起こっていなかったら、
私は今日も 豆乳と野菜ジュース(計2ℓ)と他のものを両手いっぱいにして
せっせせっせと運んでいたのだと思います。

ふぅ。なんかすごく、生活感あふれる話になってしまいましたが、

大きな変化じゃなくても、
こういう小さいことを少しずつ変えて
毎日を心地よく過ごせていけたら
いいなあと思います。

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『ハンドメイド日和』vol.11のお知らせありがとうございました。

雑誌の中で、フォトエッセイの連載を持てるなんて本当にすごいことだと思います。

ご自身が吸収したものを、文字にして誰かに届けられる才能は、素敵です。

それに、海外のひとり旅って、誰にでもできることではないですし、私なんかはきっと、トルコの景色を見ることなく生涯を終えていくと思います。そういう方も多いんじゃないかと。

でも、そんな皆さんも
記事を読んで少し旅した気分になれるような気がします◎

hoi姉は本を買う習慣はありますか？
もしあれば、どんな本が好きですか？

という質問をいただいていたのですが
なかなか本屋さんへ行く習慣がなくて...

本を読むと、すぐに眠くなってしまうので
文字いっぱいの本は苦手です。

うちに1番ある本は、
もしかしたら絵本かもしれません。

絵本は、少ない文字を通して
色んなことを教えてくれたり
考えさせてくれるので好きです。

可愛いイラストだったり色合いだったり
視覚的に得ることも多くて
以前は集めている時期もありました。

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そんな私ですが、
いつかOTO OTOの物語が
本になったらいいなあという
漠然とした願いがあったりします。

それは自分で書くのではなく
人の言葉で綴ってもらうもの。

これは、まだぼんやりとした夢なので
いつかいつかのまたいつか◎

ももちゃんも色んな夢をお持ちだと思うんですが、
もし良かったらそのひとつを聞かせていただけないでしょうか。
大きな夢でも、ささやかな願いでも、どちらでも大丈夫です。

それでは、また。

朝晩は冷えるようになったので、今夜も暖かくしてお休みくださいね。