【連載14】 その掛率は本当に必要か?
なぜ5年間、続けてこられたのか?
-OTO OTOが大切にしてきたことvol.14
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お店で作品を委託するときに出てくる言葉「掛率」。
この掛率については、割といつも真剣に考えてきました。皆さんは、納得した掛率で取り扱ってもらっていますか?
わたしは、例えば条件が50%だったりすると、受けることをしてこなかったのです。まず、今の価格でその条件を受けてしまうと、委託を続けることがしんどくなってしまうことを分かっていたからです。では、50%に適応できるようにするに価格をあげる?うーん、その価格改正は...何だか違うような気持ちでした。
また、「機械で作れる大量生産の商品と、手で1つ1つ作るハンドメイド作品が、同じ掛率なのは、どうも腑に落ちない」というのをずっと心に抱えてきました。一般的にはそういうものかもしれない、けれど何となくもやもやとした気持ちもあって。
でも、あくまでわたし自身が50%に納得できなかっただけのこと。もちろん、ちゃんと50%に納得できている方なら、大丈夫だと思います。
今回は、掛率で無理をすると活動が続かなくなってしまうなと感じたお話を書きます。身を削る活動ではなくて、続けるための利益を大切にすること。1%の掛率の違いを真剣に捉えること。当たり前のように提示される掛率について、1度よく考えてみて、わたしが出した答えです。
1、掛率は交渉できる
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