【旅の記録 #6】遊園地よりわくわくした宮沢賢治童話村(仙台~岩手)
旅の記録 episode.6
東北編(仙台~岩手)
2016年10月10日。
この日は仙台で出展のお仕事だった。
無事にお仕事が終わったあと、
同じく出展されていたナガキパーマさんに牛タン屋さんへ連れて行っていただいた。
おいしい!牛タンなのに柔らかい!
牛タンのあとは
たまたま通りがかった珈琲屋さんへ。
話に花を咲かせていると
珈琲屋さんのお姉さんが
「あの、今日イベントに出られていた方ですよね?仕事の前に覗いたんです。ぜひまた仙台に来て下さいね!」
って話かけてくださった。
なんと、お恥ずかしい。
変な話をしていなくて良かった。笑 でも、こんな風に声かけてくださって
とっても嬉しかった。
仙台で飲んだ
ずんだシェイクも絶品やったなあ。
あとから知った話やけど、このずんだシェイクは仙台でなくても飲めるらしい。でも仙台で飲むからこそ価値があるはず。
***
そして翌日、2016年10月11日。
初めての東北旅がはじまった。
初日は、仙台から岩手へ向かう。
岩手で1番行きたいところが
『宮沢賢治童話村』という場所。
宮沢賢治が好きというわけではないけど
宮沢賢治の童話に登場する世界の中で
遊べるような空間だということで
行く前からわくわくが止まらない。
ガイドブックには
小さくしか紹介されていなかったけど
こうゆうのは見逃さない。
新花巻という駅で下車。
そこからタクシーで1メーターほどで
まずは、宮沢賢治記念館というところへ。
猫の事務所がお出迎え。
宮沢賢治記念館の目の前には
「注文の多い料理店」を再現した
山猫軒があった。
(中には入っていない。食べられたら困るから。)
そこから少し山道を散歩して。
賢治さんはフクロウが好きなようで
至るとこにフクロウ、フクロウ。
(私もフクロウ好きなので嬉しい。)
散歩中、アケビの成る木が立っていて
すれ違ったおば様に
アケビを食べてみーと言われる。
ちょっぴり渋い。
でも1人旅の醍醐味は
こうやってすれ違いの人と
語り合えること。
アケビを食べて(いや、かじって)
更に散歩していると
東北の伝統工芸品の「裂織り」を
作られているお店を見つけた。
使わなくなった布を裂いて
また新しいものに織り直す。
物がなかった時代に
先人が工夫した知恵だそう。
お店の方に教えていただいた。
そして、最大の目的地
「宮沢賢治童話村」に到着。
妖精の小道を通る。
本当に、妖精がいたんじゃないかと思う。
賢治の学校、という建物に到着。
こんなところにもフクロウ。
***
そして、いよいよ中へ入る。
中に入ると、もう、とにかく
わくわくが止まらない。
腕に浮かび上がる、宮沢賢治の物語。
賢治の童話の世界が
色んな仕掛けで楽しめる場所だった。
***
そして、新花巻駅に戻り
山猫軒の別店舗にて、岩手と言えばの、「わんこそば」をいただく。
お蕎麦を入れてもらうシステムではなく
最初に並べてもらって、ゆっくりマイペースに食べられるのにした。
1人でわんこそばを食べるのは、なかなか勇気がいったけど、美味しかった。
***
賢治さんは色んなところに
いらっしゃった。駅にもこっそりと。
「銀河鉄道」にも乗ってみたかったけど
チラ見だけして、
この日は仙台から岩手経由で
青森までやって来た。
明日からは青森を満喫する。
青森はイギリストースト発祥の地らしく
コンビニでも売っていました。
ホテルで夜食がてら。
そんなところで、旅1日目は終了。
明日からの青森がとても楽しみ。
(東北旅はまだまだ続く)
episode.6 おわり
▼過去の旅noteはこちらから
わたしには約10年前から、
『日本の全部の都道府県へ行く』という夢があります。少しずつ少しずつ開拓をしてきて、残すところ、愛媛と茨城と栃木になりました。
日本の47都道府県のうち、これまでに44個の場所へ行ったことのあるわたしの旅を、少しずつ連載として綴っていきます。文字は少なめ、写真が多めです。
第1~5回は、北海道の旅を綴りました。
第6回目からは、2016年10月に訪れた、 東北編です。
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