【文通 #15】 理想の暮らしってなんやろう?
Atelier momo×OTO OTO
文通『moTO moTO dayori』
vol.15
2020年、
作家仲間である
Atelier momoとOTO OTOは
ときどき文通をしています。
その名も、
『moTO moTO dayori』
(モトモトダヨリ)
こちらは先日、
momoちゃんから頂いたお手紙。
今日は、私からのお便りです◎
・・・・・・・・・・
momoさま
12月も目前となり
近ごろ、一気に寒くなりましたね。
いかがお過ごしですか?
わたしは、夏の終わり頃から
外に出かける機会を少しずつ増やそうと
意気込んでいたのですが
最近はまた少し、心配が再浮上して
引きこもりライフに戻りそうです。
まいった、まいった。
そんなこんなで
今年は家にいる時間が増えて
これまでほとんど見なかった
芸能人のYouTubeをのぞくようになりました。
最近ハマっているのが、
仲里依紗さんのYouTube。
・・・・・
2ヶ月くらい前に何気なく見始めて。
朝から納豆を食べたり、子育てに奮闘したり
親近感が湧く場面が多い一方で
100万円くらいのティファニーのブレスレットを爆買いする姿もあって。
女優さん(芸能人)って、やっぱりすっごい、、!!
と驚かされたり。
そんな振り幅が面白くて見続けるようになりました。
もともと、仲里依紗さんの雰囲気の方って
わたしの周りにはいない感じなので
自分が仲里依紗さんのYouTubeを見ていることは
不思議だったりもするんですが。
でも、たとえ深夜遅くまで
YouTubeを編集していたとしても
翌朝5時には起きてお弁当をつくる生活だったり
お休みの日は必ずジムへ行って
体型維持をしている姿だったりを見て、
すごくストイックで努力されている方なんだなと知って
いつしかハマって観るようになっていました。
・・・・・
わたしは、怠け者なので
仲里依紗さんのような生活を送ることは
絶対に絶対に無理だけど...笑
そして、ときどき
作家活動と似ているなあと感じる部分もあって。
ご自身でYouTubeを撮って編集されているのを見て、
私たち作家もなんでも自分でやるなあって
リンクしたんです。
制作して写真撮って編集してアップして、とか。
作品制作以外のことまで
全部自分でやるのって
なかなか大変じゃないですか。
だからこそ、仲里依紗さんの努力が
めっちゃ分かる瞬間があるんです。
女優業やお母さん業が大変な中でも
カメラを回して動画を撮ってアップして
がんばっている姿に惹かれるのかもしれません。
・・・・・
そしてきっと私は
「惹かれるもの」を見て、
そっかあ人はこういうものに惹かれるんだな、
じゃあ自分はいったい何を届けられるんだろう?
って、自分自身に落とし込んでいるのだと思います。
特に今年は、しんどい気持ち落ち込んだ気持ちをたくさん感じることがあるけど
それを元気にしてくれたり救ってくれるものの力も
たくさん感じる時間だったように思います。
来年に向けて、改めて
自分のできることを整えていけたらいいなと
ぼんやりと思っています。
( ↑ 仲里依紗さんのYouTubeで1番のお気に入り動画)
・・・・・
先日いただいたお便りで
momoちゃんの夢を教えていただき
ありがとうございました。
わたしの撮った写真と、文章で、
一冊の本をつくることができたら。
という夢。
文字にして言葉にしたから
叶うための一歩をまた進みましたね!
(夢はどんどん口にしたら叶うと思っている派です)
そして、
そして、ささやかな願いは、
小さな幸せを感じながら日々を暮らすこと。
とも、書いてくれましたね。
わたしはこれまで暮らしについて
あまり考えたことがなかったので
ももちゃんの願いを聞いて、
そして、
hoi姉の描く、理想の暮らしはどんなですか?
と聞いていただいて
はてーーー自分の理想の暮らしとは!?
について初めて向き合ってみました。
・・・・・
きっと今まで、
OTO OTOをする人生自体が暮らしそのもののように思っていたので
自分の暮らしというものを切り離して考えることがなかったんです。
常に、OTO OTOが中心にあって
毎日を送ってきたように思います。
いつもは夜型生活だけど
イベント前になると朝型生活に整えたり。
制作の合間、流れ作業のように家事をしたり。
何よりOTO OTOの時間が大切なので
友達と遊ぶ機会が減ったりもしました。
それに、
作品づくりって、
思い通りにいかないことが多いから
制作の時間をきちんとスケジューリングすることができなくて。
だから、制作の集中期間に入ると
ほかの予定を組み込むことが本当にできなくなっちゃいます。
でも、体力がある方ではないので
ちゃんといっぱい眠るし
ご飯も食べるし
食欲とか睡眠欲を削ることはないので
無理する生活を送っているわけでもなくて。
たぶん、すごく不器用だから
ひとつのことしかできないんです。
本当はもう少し器用に、いろんなことをやりくりできる人間になれたらいいなと思うけれど。
でももうしばらくは、
OTO OTOが暮らしそのものでいいのかなって
思っています。
・・・・・
そんな中で、
ひとつテーマとしてあるのは、
「優しく暮らす」というキーワードかな。
お金はたくさん欲しいと思わなくて
必要最低限あればいいと思う派で。
普通に暮らせて
たまーにワンピースを買って
だいすきな安藤裕子さんのライブに行けたら
十分かなって。
たくさんの贅沢はなくても
穏やかに心地よく暮らすこと、
そんな「優しい暮らし」が
今のわたしの理想の暮らしかもしれません。
きっと私は、
OTO OTOの活動の中で
たくさんのたくさんの幸せをもらっているので
それ以外の面での欲が少ないのかなと思います。
日常の中では、ももちゃんの言う
〝小さな幸せ〟を感じられることで
毎日を過ごせているのかもしれません。
・・・・・
さて、ももちゃん。
今年は、「公開文通」というものに
お付き合いくださって
本当にありがとうございます。
来月、1通ずつ
最後の便りを届けあえたらなと思っています。
年末だし、来年の抱負は?的なことを聞いてみたいですね。
なので少しひねって
「来年に向けて、何かやっていることはありますか?」と、質問してみてます。
何かあれば、ぜひ教えてください。
それでは、今日はこのあたりで。
hoi
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