K.ヤイトラーと楽しむウィーン音楽 〜ウィーン式吹奏楽&ポザウネンコア〜 発表会
元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 バストロンボーン奏者 カール・ヤイトラー氏の指揮・指導のもと、ウィーン式吹奏楽とポザウネンコア(大編成トロンボーンアンサンブル)を体験するワークショップを10月18〜19日に開催します。
今回はその発表会として開催するコンサートのお知らせです!
ヤイトラー先生の指揮のもと、ワークショップにご参加いただいた皆さまと各パートの講師の先生たちが一緒に、ウィーン音楽を演奏いたします!
ぜひウィーンの風を感じにいらしてください。
ご来場お待ちしております。
[日時]
2024年20日(日)
15:00開演(14:30開場)
[会場]
石岡市中央公民館 大講堂
石岡市柿岡5680−1
[入場料]
無料
[プログラム]
〈第1部〉
- ポザウネン・コア(トロンボーン・アンサンブル)-
酒の歌
心愛
さすらい人の夜の歌
遺言
天地創造より『威厳と気高さを身につけ』
ヴェルタ―ゼ―の湖畔の家
楽劇『タンホイザー』より『巡礼の合唱』
〈第2部〉
-ウィーン式吹奏楽-
序曲『響きあふれる国』
行進曲『ウィーンはいつもウィーン』
ワルツ『輝く青春』
ポルカフランセーズ『鍛冶屋のポルカ』
ポルカマズルカ『故郷にて』
ポルカシェネール『テープは切られた』
※ プログラムは変更になる可能性もございます。
[出演者・講師]
演 奏:ワークショップご参加の皆さま、各パート講師の皆さま
指 揮:カール・ヤイトラー
通 訳:後閑 由治
- 講師 -
トランペット :野沢 岳史
フリューゲルホルン:築地 徹 齊藤 舞子
アルトホルン :今井 斐
トロンボーン :木村 達也
ユーフォニアム :美濃部 夏美
チューバ :吉田 怜生
フルート :鈴木 菜月
クラリネット :大川 遥
打楽器 :矢城 純平
[講師プロフィール]
カール・ヤイトラー
18歳よりウィーン国立音楽大学に入学、当時ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーでF.バーナー教授、H.バウアー教授、J.ローム教授に師事。
在学中の1969年にウィーン・フォルクスオーパーに入団、1970年からはウィーン交響楽団に在籍する。ウィーン国立音大を卒業した翌年1974年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団し、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン宮廷楽団奏者となる。
1980年からウィーン市トランペットコアー、1983年からは東京トランペットコアーの音楽監督に就任、1989年からはウィーン・ユンゲブレーザーフィルハーモニーを設立し、ウィーン式吹奏楽の普及とともに海外での公演、CDのレコーディングを行う。
ウィーン・フィルを定年退団後も日本国内のトランペットコアー、ウィーン式吹奏楽の指導と合わせて、日本のプロオーケストラでも活動の場を広げている。
野沢 岳史
国立音楽大学卒業。同大学卒業演奏会、第10回ヤマハ金管新人演奏会に出演。
1994年、卒業と同時に東京交響楽団へ入団。北村源三、熊谷仁士の両氏に師事。
築地 徹
広島県生まれ 12歳からトランペットを始め、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。1994年10月からオーストリア政府給費留学生としてウィーン国立音楽大学に留学。トランペットをJ.Pomberger、北村 源三、鈴木 一輝、室内楽を守山 光三 各氏に師事。
留学中にK.Jeitler氏率いるJunge Philharmonie Brass Wienメンバーとして活動し、ウィーン国立歌劇場に出演する。その他ウィーン市内にある教会やオーストリア軍所属の教会で演奏するなど幅広く活躍する。
1997年帰国後も定期的にウィーンを訪問し、ウィーン国立歌劇場・ウィーンフォルクスオペラ、教会のミサなどに出演している。国内では主要オーケストラに客演する傍ら、ロータリートランペット、ポストホルンなど特殊管を使用して、多くのコンサートでソリストとしても活躍している。現在、ウィーン・トランペット研究会 代表。
齊藤 舞子
茨城県取手市出身。洗足学園音楽大学トランペット専攻卒業。在学中、同大の特別選抜演奏者に認定される。第5回日本奏楽コンクール一般Bの部第二位(最高位)。1stアルバム【風の音~KAZENONE~】をリリースし、iTunesインストゥルメンタル部門台湾第一位、国内第二位を記録。2022年10月、2ndアルバム【ROMAN】にて、風をうたうトランペット・フリューゲルホルン奏者としてメジャーデビュー。現在はフリーランスの奏者として首都圏を中心に演奏活動を行っている。
今井 斐
国立音楽大学附属高等学校を経て、国立音楽大学卒業。トランペットを北村源三、山本英助の両氏に師事。
Yamaha Australian National Band Championships 2019 Open Tenor Horn 3位入賞。
2018年5月には本場英国を代表するテナーホーンソリスト、オーウェン・ファー氏とデュオリサイタルを開催。テナーホーンとブリティッシュブラスバンドの可能性を切り開く意欲的な活動を続けている。成田ブリティッシュブラス音楽監督兼常任指揮者。Brass Band Xepher 、Canto_Oriente、各メンバー。2023年より茨城県笠間市に拠点を移し地域に根ざした音楽活動を展開しつつ、全国各地のブリティッシュブラスの指導にあたっている。
木村 達也
茨城県水戸市出身。武蔵野音楽大学卒業、茨城県知事褒章、東日本学校吹奏楽大会指揮者賞など各種指揮者賞受賞、日本クラシック音楽協会など各種優秀指導者賞受賞。東関東吹奏楽コンクールでは14回指揮を振る。日本・オーストリア修好条約記念コンサートでウィーン楽友協会ホールにて指揮者を務める。その他ウィーン、ザルツブルクの各種演奏会にて指揮者を務める。指導する門下生においては、各種ソロコンクールにて全国1位を多数輩出。オザワ部長著書「吹奏楽部 バンザイ」では実名で小説に登場、自身のモデルとなるキャストが登場する演劇が公演された。元茨城県立水戸三高音楽科トロンボーン講師、現在日本ウェルネス高等学校指揮者、茨城音楽専門学校講師、講演会、審査員としても活躍中。吹奏楽指導DVD を全国発売中。
美濃部 夏美
茨城県水戸市出身。国立音楽大学を首席で卒業し武岡賞を受賞。同大学卒業演奏会、第33回ヤマハ新人演奏会金管楽器部門、第44回茨城県新人演奏会に出演。第32回ファルコーニ国際ユーフォニアム・テューバコンペティション第1位。第3回・第4回J.E.T.A.学生ソロコンクールシニア部門、第3位。
ユーフォニアムを三浦徹、齋藤充、安東京平、福田昌範、各氏に師事。
聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校音楽科、各非常勤講師。Euphonium Quintet 狛狼座、Canto_Oriente、各メンバー。
吉田 怜生
茨城県ひたちなか市出身。茨城高等学校卒業。洗足学園音楽大学卒業、同大学院二年次在学。第2回日本奏楽コンクール管楽器部門第1位及び現代音楽賞。第5回K金管楽器コンクール第1位。その他コンクールで4回、第1位を受賞し、多数入賞。テューバを渡邉功、次田心平、宮西純、舟越道郎、寺山香澄の各氏に師事。
『響け!ユーフォニアム』公式吹奏楽団、プログレッシブ!ウインドオーケストラメンバー。Ibaraki Community Music Blue Rose代表。プロオーケストラでの客演を行う他、実写映画やアニメ作品のレコーディング、演奏活動を各地で行う。映画「ゴジラ-1.0」のレコーディングにも参加。
鈴木 菜月
茨城県東海村出身。8歳よりフルートを小学校の部活動で始める。水戸第一高等学校を卒業後、特待生として昭和音楽大学に入学。同大学を優等賞で卒業、同大学院修士課程を学長賞で修了。
第62回 全日本学生音楽コンクール 東京大会 第1位、全国大会 第2位。第10回 横浜国際音楽コンクール、第12回 ルーマニア国際音楽コンクール 各アンサンブル部門 第3位。第37回かながわ音楽コンクール一般の部 第2位。他
ソロや室内楽での演奏活動の他、オーケストラへの客演やコンクール審査員を務める、後進の指導に尽力する等、活動は多岐に渡る。ヤマハ音楽振興会認定講師。いばらき文化振興財団アーティスト 。
大川 遥
茨城県笠間市出身。
茨城県立水戸第三高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。
2018年 小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVI、セイジ・オザワ松本フェスティバル「子供のための音楽会」に参加。
第46回茨城県新人演奏会にて奨励賞ならびに聴衆賞を受賞。
第30回茨城名手・名歌手たちに出演。
NHK-BS特集ドラマにてソリストを務める。
雑誌「THE CLARINET」にて 記事を連載。
永江楽器水戸 音楽教室"アミリオ"講師。
2022年4月より自身のリサイタルシリーズを始める。
これまでに、クラリネットを坂本沙織、四戸世紀、伊藤 圭、野田祐介の各氏に、また、サクソフォンを須川展也氏に師事。
現在はフリー奏者として活動している。
矢城 純平
茨城県石岡市出身。1995年生まれ。
作曲を独学で学び、自身のピアノトリオで主に自作曲の演奏、コンセプトとモチーフから成る即興演奏を行う。
関東近辺のライブハウスなどで、ジャズアンサンブルを主軸にジャンルを問わず演奏活動をする他、陶芸家や舞台美術など美術との共演経験もあり、芸術とのより深い関わりを望む。
2022年に自主公演「still life」を東京労音ギター文化館にて行う。
後閑 由治 / クラリネット
ヴィーナーノイシュタット市立J.M.ハウアー音楽院、フライブルク州立音楽大学を経て、ウィーン市立音楽院を卒業。
2006年ルーマニアのクライオーヴァ市立管弦楽団、ボトシャニ市立管弦楽団に独奏者として招聘され、両楽団とモーツァルトのクラリネット協奏曲を共演。
クラリネットを山本正治、三界秀実、村井祐児、クルト・シュミット、クルト・フランツ・シュミット、ディーター・クレッカー各氏に師事。