勝ち負けの世界の裏側。〜優しさで溢れた世界で〜
ご無沙汰しています。
野球の公式戦が終わり、まだCSや日本シリーズは残っていますが、一応オフシーズンとなったので久しぶりにnoteに戻ってきました。私の好きな中日ドラゴンズは最下位。それでも今年はものすごく楽しい一年になったんです。
ずっと応援していた周平選手になかなか会えない今シーズンでしたが、髙橋宏斗&岡林勇気の活躍が毎回ワクワクさせられるのと同時に、まるで甲子園に我が子が出る母のような心境で応援していた1年。同時に青春を感じ、野球の面白さを改めて実感したシーズンでした。
ドラゴンズ手帳を愛用している私は、私の誕生日に宏斗の初勝利という文字が書かれ、特集ページに最多安打のタイトル獲得が記載されると思うと、今から来年の手帳を手にするのが楽しみです。
ヤクルトの村上ホームラン56号(3冠王&3億円の家おめでとう!!)で締めくくられ、ユニフォームを脱ぎ、引退する選手もいる中、プロ野球の世界では戦力外通知というものがあるんですよね。野球を好きになるまでは知らなかったけれど、ドラフトで選ばれた選手みんながみんな活躍できるとは限らないプロの世界。
「あなたとは契約を結ばない」と言われてしまったら、今後どんなに頑張りたくても、プロとしてマウンドに立つことはできないんですよね。勝負の世界だから仕方ないのかもしれないけれど、18歳がピークだった人もたくさんいるわけで、好きな野球をするだけでお金がもらえていいなって思っていた過去の私を恥じているし、厳しすぎる世界で頑張っている人たちに敬意しかありません。
でも一方で、現実社会を生きていると、夢を諦めることができないことや、頑張っても成果がでないことを手放せずにいることで、苦しんでいる人もたくさん知っていて、勝ち負けという世界から一旦離れてさえしまえば、簡単に手放せて、すんなりと幸せを手に入れることができたりもすることを私は知っていたりする。
勝者と敗者に分けてしまうなら、敗者になったとしても、それでも別の世界観の中では幸せを手に入れた勝ち組として生きていくことは誰だってできることだとずっと思っている。
同じように知っている人がこっちを選べないのは、あっち側から「敗者」って呼ばれることへのプライドの問題か、それを手にする覚悟くらいだろうか?
「負けるが勝ち」
今目の前の戦いに負けることで手放せることがあるのなら、負けるという選択肢があることを知ってみることは、幸せへの一歩なのかもしれないと思っている。私はいくつものタイミングで負けを選んだことで、今の幸せがあると思っている。手放した先にあるものはいつも優しくて穏やかな世界。
それでは、ごきげんよう^^
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