2021年、おともたびリリース元年
2021.1.3 あおき
創業3年目を迎えて初めて、「株式会社Otono」という会社の存在意義、提供価値を真剣に考える時を迎えている。完全自社企画の「おともたび」のリリースが目の前に見えてきたことがそのきっかけを与えてくれた。
2021年、おともたびのリリース元年として悩んで考えたことを書き残していきたい。
■おともたびって結局なに?
・三保の楽しみ方図鑑
・地元民の個人的・主観的な楽しみ方(光)をユーザーと共有することで「地域の楽しみ方(地域の光)」として認められるきっかけづくり→まちの光を当てて、まちの光を見える化するサービス
・地域ともう1歩仲良くなれる音声ガイドサービス
■おともたびが提供する価値とは?
・地元民というリアルな存在を、リアルな場所で、リアルな景色とともに感じられること。→場所連動が重要
・多様な地域資源の情報を「混在」させて提供して、ユーザーが好きなものを選べること。→選んだ先の情報提供が重要
・リアルだからこそ不完全、ユーザーのひと手間=イマジネーションや協力、アクションが必要な余白を提供できること。→地元民とユーザー双方の「当事者感」「余白の提示」が重要
■観光に関わる変化
<Before>消費・消耗・みんなと一緒
・有名どころをみんなと同じように(★★も行ったあの場所)
・分かりやすい観光名所(世界遺産・日本一の山)
・消費して巡ってコンプリートする方式
・行った証拠品があればOK(写真・缶バッチ・マグネットなどの「モノ」)
↓
<After>発見・関わり・自分なりの
・マイナーでも、深く自分の楽しみ方を
・口コミ(SNS)で広がる←語りたくなる体験を
・多様な選択肢から自分で選んだ実感
・自分の足跡が残ることが満足度に(自分でつくる、自分のひと手間を加えて完成する)
・自分の行動が「善いこと」「誰かのために」なると嬉しい(SGDs的観点)
・ものが溢れる時代だからこそ、作られたものではない「本物」が価値に
・そこだけ、自分だけの体験:No.1からOnly.1を求める
※あまり関係ないけど参考※
世界的には先行して体験型のツアーが人気
-体験型観光コンテンツ市場の概観より
前年度比の予約上昇率上位10位のコンテンツ(TripAdvisor,2017年)
1. 歴史遺産ツアー(+125%)
2. サンセットクルーズ(+86%)
3. 日帰りプライベートツアー(+79%)
4. シュノーケリング(+70%)
…
8. フードツアー(+57%)
9. 料理体験(+57% )
10.美術館チケット・パス(+57%)
※全然関係ないけど年末年始にいいなと思った言葉めも※
「正しいことを言うよりも、正し行いを。」-salesforce「次の世界へ。」