音野里たより（91）　〜畑の整備〜

今年も残りわずかになった。

今年の畑はさんざんだった。
酷暑とケモノにやられっぱなし。

先日、サツマイモとジャガイモを掘ってみた。
どちらもイノシシに食われてしまってたが、
残りわずかの期待を込めて、掘り返された苗を
植え直していたのだ。

その結果は？

やはり無残なものだった。
サツマイモはツルが延びて葉も茂り、
ひょっとしたら？と期待したが、地中は空っぽ！
かろうじて根が太ったねーレベルが数個のみ。

一方、ジャガイモは予想より中身が入ってた。
小玉だけど十個くらい入ってた。
種芋の5分の1くらい？
ゼロよりはマシか。

そして、今育っているのは、大根と白菜が少々。
例年の4分の1くらい。
暑さのせいか、発芽せず、成長せず。
小松菜もチンゲン菜も同様。

でも、嬉しい誤算もあった。
ユズが植樹５年目にして初めて実ったのだ！
温州みかんも数個実った。
これも暑かったからなのかな？

寒くなって、ようやくケモノや虫の害がなくなってきて、
草も枯れてきたので、畑仕事も楽になってきた。
ここ数日、日中わりとあったかい日が続いたので、
一気に畑の外回りの仕事をした。

落葉を集めて落葉土場に運んだ。
柵の外に張ってたケモノ避けのヒモがあちこち切られていたのを
張り直した。
夏にイノシシが暴れて通路が掘られてしまったところを、
きれいな道に戻した。

池に水を引くために、川からパイプをつないでいたが、
度重なる大雨で土砂がつまって流れなくなっていた。

気合を入れて、埋まっていたパイプを掘り出して、外して、
つまっていた土砂をすべて取り除いた。スッキリ！
取水場を作り直し、パイプを再びつないだら、
ちゃんと水が流れたではあーりませんか！いとうれし！

これで安心して年を越せるというものです。
おかげで腰が痛いけどね。