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一杯のコーヒー a cup of coffee

心がおどる

そんな日常の出来事を
毎日書いてみることにした

『一杯のコーヒー a cup of coffee』

心地よいcafeと出会った
空間の一部になるだけでエネルギーが上がる

少し年季が入ったビルをリノベーションした大人カフェ

常に子連れの私は
この落ち着いた感覚が久しぶり

待ち合わせ時間より少し前にたどり着いたことで
得られた心のゆとり
そんなことも多分影響している

待ち合わせをしていた方にご挨拶をして
注文をするためレジへ

カフェオレは好きだけど
ミルク多めじゃないと飲めないわたし
店員さんにそんなお話を意識的に柔らかくすると
ちょっと負の感情を受け取った

お金のことかな?と思って
『あっ、もし追加料金とかがあればもちろんお支払いします』
と伝えた

雰囲気は変わらず
『コーヒーとミルクの割合を変えるだけなので大丈夫です』

いろんな感情を拾ってしまう
お節介でもあるわたしはすぐには諦めない
もう少し良い関係が築けるはず、と

さらにデザートを頼む
最初はいちじくのケーキを頼んだ

支払いをしようと思ったら
外されて置いてあるプリンのメニューが目に入った
そういうところ
気になっちゃう
聞いちゃう

『まだ、プリンありますか?』

『ラスイチ、ありますが・・・450円ならお譲りできるのですが・・』

(400円と書いてある)

謎だ〜
でも、なんか面白い
色々気になるけど
この段階では関係性が築けていない
そう判断して
あえてそこは聞かず

・ミルク多めのカフェオレ
・50円値上げされたプリン

を注文

しばらく経ってから
先ほどの店員さんが注文したものを届けてくれた
そしたら別人になっていた

お気に入りの羽織を
窓に近い席で着ていたら
『風、寒くないですか?』
と聞いてくれた

心がおどった
一気に会話がはずむ

小さな変化を味わうことが大好き

分単位、もしかしたら秒単位で
こんなことを思考している
多分無意識のうちに

どうやったら
もっと楽しく
ワクワク
個性が輝くかな

目の前の気になることを
感覚的に無意識に変化させることを
楽しむ
味わう

今日から楽しめる範囲で
頭の中のストーリーを
少しずつ文章にしてみようと思う

no.001 (6/13)

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