【超短編小説🍠】シルク博士🧔とぼそぼそ星人🌟👽
シルク博士🧔「だから、言っているだろう! それはあんたら政府が干渉するからだ! 市場のはたらきに任せれば良いのだよ!」
政治家A「博士。もうやめにしましょう。生産したものは現に売れ残っている。失業だってある。もう良いでしょ。あなたの時代は終わったのです。」
シルク博士🧔は膝をついてしばらく動けなかった
悔しかった
全てを否定された気になった
シルク博士はこのほくほく星の中でも
かなり権威を誇っていた
しかし、このことがあってから
シルク博士🧔の姿を見るものはいなかった
🍠🍠🍠
16年後⌛
シルク博士🧔「よし!ついにできたぞ!これで私が正しかったことを証明して見せよう!」
シルク博士🧔は16年間何をしようとしていたのか?
星🌟を作ろうとしていた
その星でシミュレーションを行い
自分の正しさを証明しようとしていた
ただ、
このボタン🟣を押すだけで
実験は開始する
シルク博士「もはや、他人の目などどうでもよい!私が正しかったという事実!それだけを証明してやるわい!」
ボタン🟣を押そうとしたその瞬間
肩に何かが触れた
そして、声が聞こえた
変な聞こえ方だ
これは、、、テレパシーだ
いや、、、
一度味わっているこの感覚
懐かしい感覚
👽「すまなかったな、、、。君を長い間苦しませてしまった。」
シルク博士🧔「あなたは、、、。何のことでしょう?いや、何かを覚えています。まだ若かったころ👦、あなたの手✋に触れられ。何か色々なことが分かった、、、そして私は経済理論を生み出した。導いてくださっていたのは。あなたにこの瞬間を見ていただけるのはとてもうれしい!」
👽「そうだな、、、。まあ、しかし、そのボタン🟣を本当に押すのか?」
シルク博士🧔「当たり前です、、、。え、、、。どういう意味ですか?」
👽「どこから話せばよいとりあえず、私はぼそぼそ星⭐の「まさり」という人間だ。私も君と同じ道を通った。私は君を作った張本人だ。このほくほく星⭐を作った。」
シルク博士「え?、、、」
まさり👽「私も君と同じように自分の経済理論を証明しようとした。しかし、結果はこれだ。同じなのだ、、、。君は私と同じことをしようとしている。繰り返すことに意味などあるかね?」
シルク博士🧔「、、、」
まさり👽「もう良いのではないか?」
シルク博士🧔「、、、。いえ、、、。私は、まだ見ていませんから。」
おわり
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