なぜ懐かしいゲームし放題の宿泊施設「オトナ帝国」を作りたいと思ったのか
はじめまして。濱田と申します。普段は通信会社でスポーツエンタメ系の新規事業立ち上げに奮闘しております。
とある企画をきっかけに、ゲームし放題の宿泊施設「オトナ帝国」を作りたいと思うようになりました。今は休みの時間を使って、会社の同期と活動を始めようとしています。
金曜日の夜、仕事終わりに「飲み行こうぜ」ってよくあるかと思います。そんな時に、たまにはちょっと趣向を変えて、昔懐かしいゲーム(マリオパーティとか、桃鉄とか、等々)を楽しみながら、周りを気にせず解放感を謳歌できる体験を作りたいなと思ってます。
この記事では、なぜ僕が「オトナ帝国」を作りたいと思ったのか、についてお話しさせてください。
ひたすらゲームに没頭していた幼少期
僕は小さい頃、ゲームが大好きでした。親に怒られてもずーっとゲームばっかりやっていました。
さすがに今、自分でプレイすることはかなり少なくなりました。しかし、それでも、YouTubeのゲーム実況動画をつい見てしまうのです。昔やり込んでたゲームのBGMが流れてくると、「懐かしい!!」と興奮しますよね。当時のことを想い出して、感傷に浸ったりなんかもします。
僕がこのプロジェクトをやろうと思った一番の想いの源泉は、「この懐かしさをみんなと分かち合いたい!」というところにあります。
「懐かしい!」でもっと仲良くなれた
同じプロジェクトメンバーの泰松がゲーム好きということもあって、レトロゲームを買い漁って、夜通し遊びまくるという企画をやりました。
家には昔懐かしいゲームがずらり。
※「星のカービィ64」が懐かしすぎてオススメ
やってみて気づいたことは、「わかる!」と言ってもらえると、すごくテンションが上がるし、単純に嬉しいということです笑
「『アイス』と『スパーク』掛け合わせたら強そうなのに『冷蔵庫』って残念」「それなwww」
このやり取りがめちゃくちゃ楽しい笑
元々仲良かったのですが、それでも少しだけ、さらに距離が近づいた感じがしました。みんな、同じようにして育ってきたんだなと嬉しくなります。
もしかしたらこれって素敵なことかもと思い、気付けば妄想が膨らんでいきました。
多様性の時代だからこそ、みんなのルーツを繋いでいく
みなさんもご存知の通り、今は多様性の時代と言われます。テクノロジーの進化(様々なSNSの登場・レコメンドエンジンの発達等)により、趣味も細分化されてきました。そして、それはこれからも加速していくでしょう。
つまり、これからは「ルーツが重なりづらくなっていく」のです。「あれやってた?」と聞いても、「なにそれ?」と回答されることが増えていく。そんな世界になっていくんだと思います。
だから「多様性のある社会」とは、議論して見つけるあるべき像とかではなく、必ず来る未来の話なのだと思ってます。そして今は、「その多様性をいかに受け入れていくか」について話をしていきたい、と個人的には思っています。
僕たちの本業は、コミュニケーションの会社です。人が幸せになるコミュニケーションについて考えています。
今、インターネットの発展によって、自分たちは居場所を選べるようになりました。しかし、その反動として、一期一会の重要性が少し下がった気がしてます。
最悪共通点を見つけなくても(仲良くならなくても)、他に居場所があるから、それなりにやり過ごせばいいや、と考える余裕があるからです。もちろんこれは良いことだとも思っています。
でも、こんな時代だからこそ、この「昔懐かしいゲーム」という共通点でさらなる繋がりを作っていけるのではないか。そう考えるようになりました。
みんなが辿ってきたルーツを分かち合える体験を届けていけたら。なんとなくの上辺だけでの繋がりではなく、もう少しだけ深いところで、人と人とを繋げることが出来たら。気付けば自分の居場所が1つ増えているようなそんななにか。
それが僕たちのつくりたいコミュニケーションです。
それを、僕たちがただただ好きで仕方がない、たくさんの思い出が詰まった「懐かしいレトロゲーム」という手段によって、少しでもその理想に近づけていきたい。
これが、僕がゲームし放題の宿泊施設「オトナ帝国」を作りたい理由です。
長文ですが、読んで頂きありがとうございました!
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