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映画 ビューティフル・マインドを観て

こんにちは。

2001年公開の映画『ビューティフル・マインド』を観ました。

これは統合失調症の数学者の話です。
実在したジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアの半生を元にしています。内容は結構フィクションが多いようで、批判的な意見も人も多いのですが、個人的には病気と共に生き、研究を続けるジョンの姿に心を打たれました。



物語はの舞台はアメリカ。天才数学者ジョン・ナッシュの大学生院生時代からのお話になります。
彼は少し変わっていて人間には興味がなく、人と話す時も思ったことを正直に口にしていまう為、気まずい空気になったり、馬鹿にされることもしばしば。友達と呼べる人もいませんでした。(物語では唯一チャールズという同じ部屋のルームメイトとは仲良くなりました。)

ジョンは授業にも出席していませんでしたが、苦労して書き上げた論文のおかげで、希望していたウィーラー研究所に推薦で入ることになります。

数年後、ある暗号の解読の仕事を国防省から依頼されます。
それはソ連の核爆弾の位置を膨大な暗号の中から解読するというものでした。暗号を見たジョンは、時間もかけずに解読してしまいます。


後日、そんな優秀なジョンに目をつけていた、ある男に出会います。
それが今後の人生に影響を与える人物だったのです…。



ジョンが統合失調症であることは、物語の中盤で明らかになっていきますが、それを支えるのが妻のアリシア。
アリシアは、元々はジョンの数学の生徒の一人で、授業をきっかけに知り合いました。ジョンの病気がわかった時こそ動揺したアリシアですが、最後まで献身的に支える姿にはジョンへの愛と強さを感じました。


この映画でジョンは、病気の影響で生涯幻想と付き合っていくことになるのですが、人生には越えられない、変えられないこともある、と思いました。
越えられればいいのですが、もし越えられない時は、それと共生していくしかない。もうそういうものだと思って生きていく。そう思うことである種少し楽に生きていけるのではないかと思います。

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