大人の島留学生による4島巡り企画〜西ノ島町編〜あそびとくらしの店 海月堂
初めまして!R6年度大人の島留学生の波多野葵です!
私は、現在西ノ島町観光協会に所属しながら、観光×まちづくりプロジェクトの一員(以下:観光PJ)として活動しています。
今回は観光PJの活動とは別に、「4島を巻き込んで面白いことをしよう!」というテーマのもと、「大人の島留学生による4島巡り企画~西ノ島編~」と題し、カフェ紹介をしたいと思います!
▼詳しい企画詳細はこちら▼
現在、私達は4島のカフェやスイーツを扱っているお店を巻き込み、より多くの方に4島の魅力を届けたいと想い、活動しています。
その活動の一環として、今回、「あそびとくらしの店 海月堂」店長の小山亜理沙さんに普段は聞けない話を聞いてきました。
「あそびとくらしの店 海月堂」って?
「あそびとくらしの店 海月堂」は2023年3月に以前中学校として使われていた校舎に店舗を構えた、カフェスペースの他に雑貨やプレイスペースなども併設されたお店です。
店長が選んだこだわりの雑貨や本、オリジナルレシピのお菓子・ドリンクを楽しみながら、のんびりとくつろげます。
「海月堂」に込めた想い
波多野:「早速にはなりますが、お店の名前の由来を教えてください!」
小山さん:「そうですね….。元々クラゲが好きで、高校教師をしていたときにクラゲを胸元の小瓶に入れていたことがあったんです。
それから、生徒に「クラゲ先生」って呼ばれていたこともあって、クラゲに親近感を覚えていました。
それと、クラゲの神秘的な雰囲気をまといながらも毒を持っているところが少し癖のあるお店に合っているのかなって思ったんです。
あとは、西ノ島町から見える、美しい「海」と「月」にちなんで、漢字は「水母(クラゲ)」ではなく『海月』堂を選びました。」
「あそび」と「くらし」
小山さん:「働き始めると、仕事が中心になってしまうところがあるけれど、あそびもくらしも大事にしたいなと思っていて。
子どもも大人も遊んでなんぼだと思っているので、あそびの日常生活における地位を上げたくて、あそびを先に持ってきて、『あそびとくらしの店』というコンセプト名をつけました。」
開店のきっかけ
波多野:「なぜ、お店を構えようと思われたのですか?」
小山さん:「昔から洋裁が好きで、いつか雑貨を販売したいなと思っていました。なので、海月堂として走り出したときは移動販売をしていたのですが、そのときは雑貨だけを販売していました。
ただ、店舗を持つことを夢に見ていたので、
ライブスペース、雑貨販売、キッズスペース、カフェ、この4つの要素を兼ね備えたお店を開きたいと思っていました。そのために店舗を探し続けて、ようやく開店できる場所を見つけて、お店をオープンしました。
それと、『好きなものや興味があるものを拡げていきたい』『大人がチャレンジする姿を見て、子どもたちがチャレンジする場を設けたい』と思ったので海月堂をはじめました。」
商品を通じた共感
波多野:「働いているなかでどのようなときにやりがいを感じますか?」
小山さん:「とりわけ、この仕事をしていて楽しいなというやりがいを感じるのは、物販をしているときですね!自分達で選んだ雑貨が売れたときは、『価値の伝達』がされたな~って思える瞬間です!
ちゃんと私達の選んだ癖のある雑貨の良さが伝わったんだって。すべての人に受ける商品ではないことを分かっているからこそ、商品の良さに共感してもらえたんだと嬉しくなります!」
\一癖あるけどついつい買いたくなる雑貨/
メニュー紹介
フード一覧
インタビュアーレポ
大人の島留学生として来島してから、通わせてもらっているお店の一つである「あそびとくらしの店 海月堂」さん。
居心地が良くて、つい長居してしまうことがあるのですが、今回のインタビューを通して、心地良く感じる理由が分かったような気がします。お店の温かい雰囲気と、店長のセンスが光る雑貨や本が並ぶ、遊び心が溢れたワクワクする空間だからこそ、ずっと居たくなる素敵なお店なんだと思いました。
今回のインタビューを踏まえて、ぜひこんな方に立ち寄ってもらえたら、楽しんでもらえるのではないかと思い、以下のようにまとめてみました!
皆さんも西ノ島町に来た時には、ぜひ「あそびとくらしの店 海月堂」に立ち寄ってみてください!
執筆者:R6年大人の島留学生 波多野 葵(取材日2024/08/24)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?