3ヶ月しかいなかった私たちが毎年この島に帰ってきたいわけ
こんにちは!
いろんなところで芋掘りの手伝いをして、お裾分けのさつまいもが家にたっくさんあり、さつまいも料理のレパートリーが増えている還流note編集担当の酒井です。
さて、さつまいも堀りの時期が終わり、寒暖差が激しくなってきた頃、隠岐島前の海士町では「海士町産業文化祭」が行われました!
産業文化祭って??
産業文化祭はここ海士町の秋の一大イベントの一つで、絵画や書道、俳句、生け花などの展示会が隠岐開発総合センター内で行われます。会場の外では出店が沢山立ち並び、島内外から多くの人々が訪れとても賑わいます!
私自身も産業文化祭に行ってきました!海士町に来てから約1ヶ月半経ちましたが、「こんなに人がいたんだ!」と思うほど沢山の人が訪れていて、盛り上がっていました!
写真や陶芸の作品をみたり、出店で焼き菓子やケーキを買ったりして、なんだか高校時代の文化祭を思い出しました。
会場で地域の人に会って立ち話をしたり、同じ島体験の友達が出店の手伝いをしていていたり、旅行ではなく海士町で暮らしをしているんだなぁと実感した日でもありました。
そんな中、今年の産業文化祭に懐かしい顔ぶれが、、、
元島体験生が帰ってきました!!!
今回帰ってきたのはR3年10月-12月期生、R4年4月-6月期生の中の8名で、産業文化祭のお手伝いとしてやってきてくれました。
現役島体験生である私が、元島体験生と直接お話ができる良いチャンス!
お互いに島体験生として面白い話ができればなぁと何名かの元島体験生に声をかけてみました!
【年に一度は帰ってきたい!】
— 今でも島体験生同士の交流はありますか?
竹内さん)
定期的に集まってます!みんなの集まりやすい東京で集まったり、スキーに行ったり仲がいいです。
酒井)島体験生同士の横のつながりが島を出た後も続いているのはすごいですね!
— 島体験の3ヶ月はどうでしたか?
竹内さん)
本当に島体験、来てよかった!海士町での生活はとても楽しかったです。沢山の思い出があります。
海士町には一年に一回は帰ってきたいです!!交通の便がちょっと難しいですけどね、、帰ってきた時には色んな人に顔出したいです!
今回久々に帰って来て、暮らしていたシェアハウスが懐かしくて、写真撮っちゃいました!(笑)
保下さん)島体験を終えて別れの時、島体験生、スタッフみんな泣いていたね!笑
酒井)それほど深い関係性を築き、充実した3ヶ月を送っていたんですね。
▼ 保下さん、竹内さんの島体験の記録についてはこちらの記事をどうぞ!
【変わってる景色にびっくり!同世代の若者が増えてるなぁ〜!】
(R3年10月-12月期生:立石さん、徳江さん)
— 海士町に帰ってきたのはいつぶりですか?
徳江さん)
島体験を終えて島を出て振りです!10月期生なので一年ぶり。同じ時期に帰ってきましたね!帰ってこれてよかったです。島体験で過ごしていない夏の時期にも来たいなぁ〜て思っていたんですが、同じ時期でしたね笑
酒井)
私も夏の海士町、過ごしてみたいです!
立石さん)
私は、10月期生で島を出て、今年のゴールデンウィークで一度帰ってきたんですが、それ以来です。
— 久々に帰ってきてどうですか?
徳江さん)
変わったところもあってびっくりです!JAが新しくなっていたり、コインランドリーができていたり!あと、同世代の若者が一層増えている感じがしました。
酒井)
結構変わったなぁという印象があったんですね!確かに、今年の10月期の島体験生は昨年の時期の倍の人数ですからね。
立石さん)
私は5月に一回来ていたので、あまり変わった!っていう印象はないですね。でもやっぱり自分が島体験で海士町にいた時より若者が多くてすごいなって思いました。
後日、立石さんにインタビューしました!
立石さんは大学4年生の頃、就活を終えてから卒業までの間の約3ヶ月間(10月〜1月初旬)、海士町で島体験をしていました。
元々、日本各地にある島に訪れることが好きだった立石さん。
社会人になる前に数日程度の滞在ではなく、「長期で島に行きたい!」と考えており、調べていたところ島体験の制度に出会い、すぐに行くことを決めたそうです。
【一度、海士町を出たからこそ見えた景色】
今回、海士町に帰ってきて、島体験生の頃にお世話になった地域、職場の方々に会うことができてよかったです!
帰ってきた時に「久しぶり!」と声をかけてくれることがとても嬉しく、でも逆に「今、自分はもう海士町にいないんだもんな」と1年分の距離をちょっぴり感じました。一緒に過ごしていた当時を思い出して、とても恋しい気持ちになりますね。
そして昨年の11月と比べ、今は何倍もの島体験生・島留学生が海士町で暮らしていて、若者・Iターン需要が満ちてきたように思えて、「あと数年したら、帰ってくる場所がない?」というちょっとした焦りや寂しさも感じました。
でもそれってすごいことですよね。海士町という場所に若者が集まって、仕事や暮らしを体験し、そこから定住する人がいたり、海士町で関わる人同士の繋がりで人々が還流していたりするのは一度海士町から離れ、また帰ってきたからこそ実感する海士町のすごいところだなぁと思います。
島を旅する中で、訪れる島ごとの「暮らし」「仕事」「移住者」などの特徴の違いを比較し、新しい発見をしたり、現地の人とより粒度の高い会話をするようになりました。それは海士町を経由しているからこそできたことで、前よりも素敵な旅ができている気がします。
改めて島っておもしろいなと思ったし、今後も海士町や海士町で出会った人々との関係を持ち続けて行きたいなぁと強く思った帰省でした。
▼ 徳江さん、立石さんの島体験の記録についてはこちらの記事をどうぞ!
【本当にいい3ヶ月だった】
酒井)すごい衣装ですね!笑 本氣米になりきってますね!
駒井さん)今日は一日、本氣米になります!笑
— 島体験を終えた後は?
駒井さん)まだ大学生なので学生ライフを送っています。
酒井)そうなんですね!もう就活とか考える時期ですか?
駒井さん)大学2年なので、、まだですね。
酒井)
お!まだまだいろんな挑戦できますね!島体験は3ヶ月間で、様々な挑戦をしたい人にとって丁度いい期間かもしれませんね。
駒井さん)
はい!本当に島体験の3ヶ月間よかったです!!すごくいい経験になりました。今後は海外にも興味があるので留学とかできたらなぁと思っています。
▼ 駒井さんの島体験の記録についてはこちらの記事をどうぞ!
おわりに
元島体験生を会場で見ていると、あちらこちらで「久しぶり!帰ってきたんだ〜!」と手を振りながら地域の方に声をかけられている様子がありました。
旅行では得ることのできない、滞在していたからこそ築くことのできた人とのつながり。
地元・故郷以外の場所にも「帰って来た〜」と思える場所ができることや、全国各地に友達ができることができること、沢山の出会いが生まれているのは素敵だなぁと感じました。
元大人の島留学・島体験生の皆さん!
新しい発見や懐かしい景色を堪能しに、ぜひまた隠岐島前に遊びに来てください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
▼ 島体験の詳しい情報はこちら!
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