アオスジアゲハはもっと飛びたい
先日、アオスジアゲハを救出しました。マンションの玄関で、ガラス窓の日がさす方にいこうとして、もがいていたところでした。窓枠にとまったときに、はねをつかむのではなく手のうえにのってもらうようにしたところ、思いが通じたようにすんなりつかまりました。
外につれていっても少しのあいだおとなしくしていました。手のうえで休んでいるようでした。つよく風がふいたときにとびさりました。
「たっしゃでな」
アオスジアゲハは街中でもよくみかける蝶です。はねの青緑色があざやかでかっこいいです。とてもはやく飛ぶために、虫取りあみでもなかなかつかまえられません。地面の水をすっているときもあります。
南関東では、春から夏に風がつよくふきつづけることが増えました。高台で景色のよいこのエリアでは、蝶と出会いにくくなったと感じます。その中でアオスジアゲハは時々みかける蝶です。
あるころより、南関東でもよくみかけるようになったという話があります。幼虫が食べるクスノキが、街路樹としてたくさん植えられるようになったからだそうです。
街路樹で幼虫をみつけたことがあります。緑色でゆるい姿でした。
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