再読は、人の記憶の不完全性がもたらした数奇な恩恵だと気づく。
カレンダーを見て、8月もあと1週間を切ったことに気づく。
毎日はつつがなく続く。
社会人になってから余計に一日が短く感じるようになった。
でも、長いと長いで持て余してしまうところもあった。
やりたいことができて、
かつちょっと渋滞している方が生活にハリが出てくるのかもしれない。
MIBの2作目を観終えたあとで
長編小説の粗筋初稿を1時間弱で書ききった。
今やりたいことをひとまず詰め込んでみる、アイデア程度のものだ。
MIBとアイアンマン、スパイダーマン2作に加えて、
伴名練「なめらかな世界と、その敵」を鑑賞したあとなので、
モロにその影響を受けている。
厳密には、
「探偵はもう、死んでいる。」「LEON」
「僕が愛したすべての君へ」「君が愛したひとりの僕へ」
「Vivy -Fluorite Eye's Song-」「サマー/タイム/トラベラー」
「ぼくらの」「推しが俺を好きかもしれない」
「STEINS;GATE」(アニメ版)
あたりの影響も受けている。
まだまだインプットをしていくので完成原稿ができるまでには
さらにカオスの様相になる。そうなってほしい。
SFで凹凸のコンビで、
正体不明のヒロインとラブコメで、
ありとあらゆる可能性からハッピーエンドを導出する、
2時間余りの映画を作るようなイメージで作品に取り掛かっている。
作品を書く上でイメージがあると書きやすい。
イメージがより明文化されているとより内容がまとまりやすい。
こうして、参考にした作品の例をあげることは書いていくうえで必要なことだと思った。
ついさっき、参考文献を上げながら思いついたことだけれど。
小説はイメージの産物で、想像力に加担するのは『今まで見てきたもの』だ。
視覚から得た一次情報はもちろん、
視覚から得て蓄積していた情報を用いて想像した、小説内の情景や会話のイメージ……二次情報もまた、『今まで見てきたもの』だ。
どちらも、記憶が薄れるにつれて、想像力を希釈してしまう。
だから、新鮮な記憶と体験を忘れぬように何度だって同じ作品を観てしまうのだろう。
そうして、一度目に観たときには得られなかった経験を新たにする。
再読は、人の記憶の不完全性がもたらした数奇な恩恵なのかもしれない。
そういうわけで、印象に残った作品を少しずつ読み返す時間を作ろうと思う。
私は、友人から頂いて開封すらしていなかったSTEINS;GATEのソフトを起動することにした。(友人よ、申し訳ない…)
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本日の執筆記録
note記事:1002字(33分)
長編粗筋(初稿):2698字(約90分)
==>3700字(123分)
所感:初稿を書き上げたので最高。荒削りなのでキャラクターの編成を考えてから、2稿を考えていく。
※今日から執筆の進捗を載せます。
(小説、記事投稿以外の記録も載せるかも?)
やったこと、文字数、時間をそれぞれ書きつつ、たまに所感を載せます。
少しずつ書く時間と書ける量、書くものの質が良くなればいいな、という気持ちです。