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【どっちでもいいのだ!】 その31「仲良くなったスナックのおねえさん 彼氏がいた フリーだった」
一度しかない人生。眉間にシワを寄せているヒマがあったら、笑ジワを作りながら暮らしたい。「どっちでもいいのだ」精神で、毎日をゆるゆると生きてみませんか? ※「東京スポーツ」で2017~2018年に連載(全44回)
ちょくちょく行っている近所のスナック。少し前に入ったアルバイトのおねえさんが、かわいくて巨乳で話も面白い。通っているうちにけっこう仲良くなり、「あわよくば」という気持ちがムクムクとふくらんでいる。となると、気になるのが彼氏がいるのかどうか。本人が店にいない日に、ママにそのへんをさりげなく探ってみる午後10時半。
「さあ、どうかしらね」とはぐらかされる可能性も大いにあります。ただ、ママもこっちの気持ちは察しているはずなので、いたらいたで面倒を予防するために「いるみたいよ」と正直に答えたり、いなければ「今、フリーみたいだから、がんばって!」と励ましてくれたりするかもしれません。
彼氏がいてもフリーでも、それぞれの喜びと悲しみがあります。いた場合は「よき浮気相手」になったり、略奪したりという夢を大いに抱きましょう。フリーだった場合は、ストレートに彼氏の地位を目指したいところ。いっぽうで、いると聞いたらガッカリして熱が冷めることもあるし、いないとなると際限なく入れあげてしまう危険性が高まります。
せっかくのときめきは、全力で大切にするのが大人の気概であり、人生を楽しむ秘訣。ここは、いつもの魔法の呪文の出番です。
「どっちでもいいのだ!」
店からの帰り道、夜空に向かってそう叫んで決意を新たにしつつ、それぞれの可能性と幸せを追い求めましょう。そもそも、ママの情報が本当という保証は何もありません。
応用編 お見事な「巨乳」がどうやらニセモノらしい
たしかに見せかけの「巨乳」は、作り出すことができます。しかし、ダイレクトに見たり触ったりする機会がない限り、見せかけのふくらみにドキッとできれば十分だし、そこで感じる幸福感にウソ偽りはありません。
ニセモノという噂が聞こえてきても、「どっちでもいいのだ!」と自分に言い聞かせて、目の前の巨乳に対して素直に感謝の気持ちや畏敬の念を抱きたいものです。