見出し画像

記憶にないという怖さ

今夏ヒヤッとする事態が降りかかったので記録しておく。

ふいに現れた内出血の痣。
右胸周辺が黄色い。なんだこれは。
どこかでぶつけたか、長時間圧迫していたせいか。
まったくもって身に覚えがなく、呆然とする。

場所が場所なだけに、どんどん不安がつのる。
しかもその中央にしこりらしきものも分かる。いつの間に?
眠れない夜をやり過ごし、翌朝病院へ直行したのだった。
何科を受診すればいいか調べて、まずは皮膚科へ。おじいちゃん先生に、うーんこれは乳腺外来へ行ってみてと一言。
おおぅ、やはりそっちだったか。

紹介状を手に、すぐさま近所の総合病院へ直行。
触診から始まり採血、CT、マンモ、超音波と一通りの検査を受けた。CTは初体験だった。
あの狭い空間に耐えきれず終始目をつぶっていた。

しこりの成分も念のため調べておきましょう、と注射器で抜き取られた血液のようにみえる赤い液体も検査に出した。

結果は、長時間の外的圧迫による内出血だった。乳腺より上部の皮膚の部分で。
しこりは血腫と呼ばれる血の溜まったもので、ガンに関して関わるものは発見されなかった。
ふぅ、安堵。

記憶がないとこうも怖い思いをするのか。
しゃーないと諦めるという思考がない。それどころかどんどん最悪の事態が頭に浮かんでくる。メンタルガタ落ち。

病院嫌いだけどそんなこと言ってられない。素人がネットで調べるより、そんな不安を断ち切るにはやはり受診が最適解。ほっとかずにいれるメンタルは私にはない。

右胸がどうやって内出血を起こすことになったのかという謎は、解明していないのだけど。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?