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お酒に飲まれた話

楽しいお酒、大好きである。
とはいっても、飲める量は年々減少しているのだけど。
私も夫もクラフトビール好きなので、スーパーで気になるビールを買い込んでは家飲みを嗜んでいる。

自分のアルコールの適量はわかっている(つもりだ)。
しかしながら、お酒の話になると毎度夫に笑われる案件がある。

酔っぱらっていた当人(私)はその記憶が曖昧。あとからその記憶をたどってみれば赤っ恥案件だった。

それは夫と高知県へ遊びに行った数年前のこと。
手っ取り早く言えば、酒に飲まれてホテルの部屋のトイレに行くつもりが、部屋の扉をあけて通路に出てしまったのだ。(上は着ていた気がするが下はパンツ一丁の記憶はある・・・)

深夜である。

酔っぱらっているので、まだ部屋の中だと思っている。トイレを探してさまよった。
挙句に通路の観音扉を開けて、山積みの布団を見てようやく部屋の外にいるという自覚が現れる。
部屋番号覚えていてよかった。だが夫は起きているだろうか。
この姿じゃフロントに行けないもんな・・・
意識が徐々に戻ってくると、自分の置かれているヤバい状況に一人悶えた。
でも完全に酔いは覚めていないので、羞恥心はそこまでなかった。

自分が泊っている部屋番号の扉をノックし続けること数分で夫に救助される。
助かった!

思い出してその話になるたび、夫とゲラゲラ笑ってしまう。
今でこそ笑い話だけど、もっと泥酔してたら・・・とおもうと冷や汗もんである。
外まで出歩いてしまったかもしれないのだ。

高知は酒が旨すぎるから気をつけなはれ。(深く自戒を込めて)

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