小1の壁ってなんだろう
オトナリラボ芳野です。
2/23土曜に「小1の壁ってなんだろう」と題して、座談会イベントを開催します。
http://otonari-labo.hatenablog.com/entry/2019/01/31/160000
「小1の壁ってなんだろう」って、わたし自身は随分前に通過してしまった事で、また当時はそういうキーワードでは考えなかったんですが、長女小1の頃はとにかく翻弄されてました。
思う通りに動いてくれない。毎日がイレギュラー。
今思えば、小1なんてそんなもの。と思えることが、いろいろ許せなくて、イライラしっぱなし。
家族の方針で、学童に預けないで仕事を続けることになり、毎日早く帰らないといけない、仕事が思うようにいかない。小1の壁を仕事に関する壁とするなら、働ける時間が短くなったのは大きかったかなと思います。
当時のわたし自身の、会社での立ち位置は、パフォーマンスを求められない状況で、決まったことが滞りなく流れたらそれでよし、でした。会社のために改善案や向上のための仕組みを考えようとしても、上司が受け入れず、スルーされる。時間もないので、説得力のあるものが作り出せず、悩むばかり。
子育ても仕事も悩みっぱなしで、とにかく笑顔のない日々でした。
でも、仕事から早く帰って小1といってもまだ幼い長女と向き合ってると、この人はこうやって向き合わないと小学校での生活を1人で乗り切るのは難しいな。というのがだんだん分かってきました。
とにかく、ひとりで宿題ができない。友達と遊ぶ約束ができない。ランドセルの中身の片付けや準備ができない。時間通りに行動することができない。出来ないことがいっぱいで、いちいち注意してイライラして怒ってたら、身がもたない。
考え方とやり方を変えてみることにしました。とにかくできるようになるまで一緒にやる。できる方法を一緒に考える。一緒にできることが増えたら、自分だけでもやるようになるだろう。気長に一緒にやっていこう。
仕事の場で自分が求められてない分、長女に向き合って、気長に捉えたら以前のようなイライラは減っていきました。
多分、なんでも一緒に行動したり手伝ったりしてたので、周りにはすごく「過保護な親」と思われていたと思います。でも、わたし達には一緒にいることが必要だったと思います。
わたしにとって小1の壁は「立ち止まらせてくれた」壁だったな。と今は思うことができます。
壁というと、乗り越えないといけない、立ちはだかる邪魔なもの。と捉えられがちだけど、そうとも限らないのかもしれません。
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