パスワードが間違っています! #シナリオ アイドル体質なカノジョ(案)続続続続き
「お待たせしました。」
マスターが、美味しそうなグリーンカレーを運んできた。
トマト、アボカド、キィウイフルーツがトッピングされた、
オニオンときゅうりのサラダと一緒だ。
「美味しそう。」と思わず、声が出てしまった。
「遠慮せずに、食べて。」と、もう一人のまどかが言った。
「ところで、そのバイトって、服はきてるんですよね。
変なバイトじゃ無いですよね。
気持ちよさそうに、口をパクパクさせるって、言うから。」
と言ってしまった。
「もちろんだよ。そんな変なバイトじゃ無いよ。
もう一人、ピアノの姉ちゃんも来るから、問題無いよ。」
「はあ、良かった。じゃ、遠慮なく。」と私。
「まどかさん、靴のサイズは何センチ?」
「どうしてですか?」
「うん、仕事でシークレットブーツ使うからさ。
先に、注文しておこうと思って、、。」
「シークレットブーツ履いて仕事するんですか????
変わった仕事ですね。」
「そう?普通だけど。」
他のバンドメンバーは、又、肩をふるわせながら、笑いを堪えている。
「そうそう、普通の仕事の靴だよ。安全靴みたいなもんだよ。」
とトシが真面目くさって言った。
「そう。そう。」他のメンバーも真面目くさって答える。
「それに、まどかさん頭のサイズ何センチ?」
「頭ですか?どうして?」
「ああ。帽子かぶるからねぇ。そのサイズがいるから。」
「へー???」
謎めいた会話の下に、その日は終了したのでした。
続く。
最後まで、読んで下さってありがとうございます! 心の琴線に触れるような歌詞が描けたらなぁと考える日々。 あなたの心に届いたのなら、本当に嬉しい。 なんの束縛もないので、自由に書いています。 サポートは友達の健康回復の為に使わせていただいてます(お茶会など)