「ぶらぶらさんぽ」Brownieさんの働くお父さんネズミへの物語
食べられる草たちが目を覚ましてきます。
よもぎは、毒けしになります。
まだ、早いけど雪のした。
まあるい、庭のすみっこにはえている葉っぱです。
雪のしたは、食べるのもおいしいけど、
ドロドロにするとふきでものにきくので、
ネズミさんは子供に教えないといけないなぁと考えながら、
さんぽしています。
じゅくしていないくだものも、小さい子供は食べてはいけないのです。
しょうかに悪いですから、、。
食べ物のない時に、じゅくしていない桃を食べて、
命を落とす子供もありました。
ネズミさんが、歩いていると、
どこかで、声がしました。
「ネズミのお父さん、こんにちは。」
働き者のミツバチさん達です。
「やあ、忙しそうだね。」
「はい、でも、僕たち繊細なので、自然の木をえらんでるんですよ。」
「そうなんだ。」
「ネズミさん、食べたら小さな果物のタネを、埋めてくださいね。」
「わかりました。」
「僕たちの、仕事が増えたらいいなぁ。ハチミツをおわけしますね。」
「ありがとう。コーヒーに入れるとおいしいよ。」
ミツバチさん達は、とっても利口なので、
夕方にはお仕事はやめて帰ってしまいます。
「ミツバチさん達に会えてよかったなぁ。」ネズミさんはつぶやきました。
ネズミさんは、いつもの鼻歌を歌いました。
「また一つ、恋の花。
美しい恋の花。
人生に、恋の花。ひとつ、ふたつ、ないとさびしい。
恋の花さかせるのは、楽しいこと。うれしいこと。
恋の花、咲かせましょう。夢の花、咲かせましょう。」
明日は、どんな配達でしょうね。
#大人のぬりえ #絵本原作
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心の琴線に触れるような歌詞が描けたらなぁと考える日々。
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