大人の遊び場「シェイプ・オブ・ウォーター」その③

こんにちは⭐︎

大人の遊び場です♪

一昨日、昨日と引き続き

「シェイプ・オブ・ウォーター」についてお話しようかと思います。

「まだやんのか。」

と思ったあなた。

それぐらいこの映画は濃いんです。

どこ切り取っても面白いんです。

まだまだ語り足りないんです。

ホント今回で終わるかな

ぐらいの気持ちで書いてます。

「それよりスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームやってくれよ。」

と思ったあなた。

わかっております。

でもちょっと待ってください。

あそびばまだ観てないんで2月に書く予定です。

では今日もシェイプ・オブ・ウォーターのネタばれガンガンしますんで、観てない方でネタバレやだって方はご注意くださいね。

えーっと昨日どこまで話したかな

そうそう、この映画は冒頭5分で

ヒロインが後に水の中で生活できるようになる

事と

首の「彡」型の傷が最終的にエラになってヒロインもエラ呼吸出来るようになる

事がわかるように示唆されてるよ

というところまで話しましたね。

今回は

何故ヒロインがエラ呼吸出来る様になったのか。

という点についてお話ししていきたいと思います。

結論から言うと

彼女魚人なんです。

まあ、「シェイプ・オブ・ウォーター」観た人で

今この話聞いてビックリしている人けっこういると思うんですけど

主人公の魚人の愛の力で、もしくは魚人の能力で

ヒロインの首にある「彡」型の傷がエラになってエラ呼吸できるようになったと思っていたあなた。

宮迫博之さんの牛宮城に行って「ヒカル！ヒカル！お肉がヒカル！」と10回叫んで帰って来てください。

それぐらいの罰ゲームものです。

まず主人公の魚人の能力として明かされているのは

地上・水中の両方で呼吸できる事は言うまでもなく

接触した人間の自己治癒能力を通常以上に引き上げる

というものです。

これは主人公の魚人に引っかかれた初老の男性ジャイルズが

次の日髪の毛がいきなり生えて来て

お風呂上がりに久しぶりにタオルで髪を拭いたことを

ヒロインに嬉しそうに話しているシーンからもわかります。

しかも魚人にけっこう深く引っ掻かれた傷も

次の日には跡形もなく治っていましたね。

なのでこの能力を考えれば

ヒロインの首の傷は治って跡形もなくなり綺麗になる

というのが大方の流れですが

治ってエラになったんです。

という事は彼女もともと魚人だったんです。

ですよね。

しかも主人公を魚人とするならば

もっと人間に近い

半魚人

もしくは半々魚人

かっこよく言うなら

ハーフ

もしくは

クォーター

みたいな存在だったんです。

なので

ヒロインは幼いころに虐待を受け

喉を潰されて声が出なくなったんではなく

生まれた時からエラがあったから虐待されたんですね。

その虐待のせいでエラが使えなくなってたんです。

そして最後のシーンで海に入った時使えるようになる。

このタイミングは劇的に感動的になるように考えられてるんでしょうが

一応かなりの量の魚人の血との接触で

しかも海中だからこそ

ようやく治った

というものなんでしょう。

なので実はヒロインも魚人の血が入っていて

主人公の魚人と2人は

惹かれ合う運命だったんですね。

この映画の冒頭でヒロインが水の中で眠っている夢を見るのも

映画そのものを表す印象付けや演出、ラストへの伏線だけでは無く

ヒロインの中の魚人のDNAが見せる

ヒロイン自身の本当の姿

もしくはヒロインが赤ちゃんの時に水の中で過ごしていた記憶や感覚

に基づいていたものだとわかります。
(眠っているので「まだヒロインの中の魚人の能力が眠っている」ことも表しています。)

そして主人公の魚人も後々しゃべれるようになる事から

ヒロインも後々話せるようになる事も推測できます。
(喉も治りましたしね。)

何にせよ全てハッピーエンド

というわけです。
(そこまで考えているギレルモ監督天才⭐︎)

ではでは今日はこの辺りで♪

「シェイプ・オブ・ウォーター」観てない方は是非観てみてくださいね⭐︎